ソードシールド・その7

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バージョンによってジムが可変するラテラルスタジアム。このためなのか、最初の3つ+次のアラベスクはジムに入る前に一度リーダーと顔合わせのようなシーンがあるのだが、ここでは序盤の開会式を除き対戦する瞬間まで全く会うことがなく、ジムごと入れ替わっても影響がないようなシナリオ構造になっている。トレーナーカードが本人からではなく、アラベスクジムのリーダーであるポプラから渡されるのも、恐らくこれが原因。シールドを選んだのでここではゴーストになる。
ミッションは、コーヒーカップピンボールを組み合わせたようなアトラクション。左右スティックを回して移動する。間違ったルートへ行ってやり直しor戦闘、みたいなことはないのでまあ簡単。
しかしゴースト単体の弱点を突けるメンバーがいないので、ここではレイドバトルで捕まえた"ゴースト"に助っ人で入ってもらう。但しゴーストタイプ同士も弱点なので、元々あまり守りが高くない種類なのですぐ仕留めないと致命傷を負う。最後のダイゲンガー相手にも当然先制されるが、ダイマックスレベルがある程度高かったので何とか耐えて勝てた。



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次のルミナスメイズの森は真っ暗。キノコをチェックすると一定時間明るくなるが、そのヒントはジム横の人が『キノコにさわるのが大事』と言うだけで結構分かりにくい。そういう人のためなのか、内部にいるマダムは対戦後にもっと詳細なヒントをくれる。でも実際は別に使わなくても探索はできるし、一部のキノコは調べると敵が襲ってくる。昔なら「フラッシュ」でも使ったのだろうが、もう秘伝技自体が過去のもの。



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アラベスクタウンは光るキノコだらけ。こういうのが好きそうな人がどこかに必ずいそう。
事前にナックルシティで手紙を貰っていた場合、ここにある家の住人に渡すことができる。渡したのは女の子、でも手紙はぼろぼろ、あて先の人は既に老人…と気づいてぞっとした。でも景品で「こだわりスカーフ」が手に入るのは大きい。対戦では超重要アイテムもシナリオ中は使いにくく、入手も従来はBP交換のみ=クリア後に使うつもりの人だけが入手するものだった。
ラテラルのジムからすぐ次のジムになる。ここのジムはフェアリー。カラスを進化させるとあのアーマーガアになり、名前の通り鋼タイプを身に着けるので弱点を突ける。同時に覚える「はがねのつばさ」は命中率が90しかないので「つめとぎ」とセットで使う。
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ミッションはオーディション。トレーナーと戦わせられるが、2ターン目に2択クイズが入る。最初はフェアリーの弱点はなんだといったところだが、どんどんポプラの個人的な問題になっていく。当たると能力が上がり、外すと下がるので気が抜けないが、これがリーダー戦でも複数出題され、しかもステータス変化量が2段階ずつになる。当然ノーヒントで、年齢で16歳を選択すると正解で能力2段階アップ、一方の88歳は不正解で2段階ダウン、なんて理不尽でしかない。ちょっとここだけはいただけない。
勝つと、通常はすぐロビーに戻るが、わざマシンとユニフォームはいつもの受付からではなく、リーダーから直接授与される。去り際に、『年寄りを軽んじるのももちろんよくないが、年寄りがでしゃばるのもよくない』なる深い言葉を残す、他のリーダーと異なる特別仕様。



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ところで今作の化石は上半身と下半身に分かれている。上半身が魚、下半身が竜ということで6番道路で復元させると…本当にそのままのキメラが出来上がった。名前まで「ウオノラゴン」、タイプも当然水ドラゴンと単にくっつけただけ。とにかく酷い酷いの大合唱で殆ど評価の声がない化石ポケモンのデザインだが、これには納得。ポケモンのデザインは大人数のチームで行われ、ワールドワイドな存在になった今は外国人も多数デザインに参加している。こんなのを通してしまうのも日本人のセンスではまず出来ない。普通のゲームだと種類が違うと言われて復元の段階で拒否されるはずなのだが、何故敢えてこんな人為的に改造されたような姿で通したのか。