SV・その17

次はチャンピオンロードの完結。ジムを全てクリアしたということで、最後に待つのは当然リーグ。

リーグへは序盤からアカデミー隣のトンネルから入れるが、当初テーブルシティの広さにつられてトンネルに気づかず。地図上は山に囲まれ、元々どうせ終盤にしか用がない場所。RPGあるあるで乗り物か何かが無いと入れないと思い込み、セオリー通り崖登りで無理矢理入った。同じようなプレイヤーが少なくない模様。



中に入るまでチャンピオンテストで何をするのか全く明かされないが、最初は面接。雰囲気はかなり忠実にリアルな面接を再現しているが、中身は事実上のクイズ。実はこれも序盤の段階から受けられるが、当然そんなことには気づけず。
ジムバッジが8個あるなら面接の内容も本番用。1問目の来場手段を除き、変な回答をすると即座に追い出される。一番苦戦したジムという問いもあり、これはそのままリーダー名とタイプも聞かされ、これも全て一致しなければ即打ち切り。実はバトル自体はそんなに苦戦しなかったが、印象なら圧倒的に残っているナンジャモと回答しくぐり抜けた。



面接を通過するとここで四天王。しかしここ最近のサンムーン・剣盾ような派手な部屋ではなく、原点回帰の何もない部屋。タイプも戦闘に入るまで全く聞かされない。全員5体持ち・レベル59前後で、5体目は全員当然のようにテラスタル。自動回復もしないため、間でしっかりアイテムを使っていくことが重要。尚、現在の手持ちは、ウェーニバル・サーナイト・ドオー・ソウブレイズ・マフィティフ・ライチュウ。1人ずつレビュー。

1人目・さっきの面接官こと、ボーイッシュ+関西弁で今人気沸騰中のチリは地面。テラ地面ドオーは弱点が事実上草と氷しかないため大苦戦。SVキャラの男性人気はナンジャモが圧倒的だが、女性人気はこのチリが頭一つ抜きんでる。
2人目・ここまで出番が1回しか無かったポピーは鋼、こちらはブレイズのおかげで楽々突破。歴代でも数少ない子供の四天王だが、残念ながらクリア後の出番も殆ど無く、ゲームだけやっていると四天王の中では圧倒的に存在感が薄い。
3人目・再び登場のアオキは本来ここの従業員。サイドスローはそのままに、上司命令でノーマルから飛行に鞍替え。ライチュウの「かみなりパンチ」の威力不足が響くも、電気オドリドリ相手に「かげぶんしん」を積みまくり、テラカラミンゴに対峙する時間稼ぎが出来た。
4人目・泣き上戸のハッサク先生は、アカデミー内のイベントで親密度を上げていれば、劇中で自ら四天王であることを事前に明かし、更に”ドラゴン使いの末裔”という伏線のようなヒントも出る。オンバーンの先制「いかりのまえば」でHPがいきなり半減するも、他のメンツ含め頼れるのはサーナイトの「ムーンフォース」だけ。


四天王を撃破すると、屋上の決闘場でチャンピオンのオモダカとの最終テスト。ここからは相手の手持ちごとにレビュー。

当初は雨が降っていたが、いきなり晴れにパッと切り替わった。さすがに自然な切り替わりは、すぐ処理落ちするくらいハード面でも限界に来ているので技術的に無理か。

1人目・クエスパトラ、たまたまマフィティフ先発だったため一撃。
2人目・ゴーゴート、ブレイズでも打ち漏らしてしまう。
3人目・クレベース、硬すぎてブレイズでは勝てないため、ウェーニバルで粘る。攻撃面も、防御が落ちる「インファイト」は死に直結の可能性があるため「ローキック」でちまちま削る。
4人目・ドドゲザン、誰やねん。キリキザンの新たな進化形であり、タイプは引き続き悪鋼なので格闘4倍。「ローキック」でも安心の一撃必殺。
5人目・ミガルーサ。水エスパーだが、ライチュウはちょっと出しにくいので代わりにマフィティフ。
トリ・キラフロル、また知らない。洞窟でたまに見かけたキラーメの進化形。岩と毒、どちらにテラスタルするのか分からないため、どちらも弱点になる地面のドオーで突撃。「じしん」と「だいちのちから」の撃ち合いはドオーの勝ち。
いつもならこれで新チャンピオンになってエンディング、なのだがこれで終わりではない。そもそもチャンピオンロードのクリアではまだエンディングにはならない。




終了後即ネモが駆けつける。『チャンピオンになったのか』『ならば自分のライバルになってくれるか』の問いを否定し続けると段々会話が変化し、最終的に怒って無理矢理肯定させられる。
チャンピオンロード真のクリアは、ゲーム冒頭から既にチャンピオンの資格を得ているこのネモを自らの手で打ち負かすこと。決戦の地をどこにするか、テーブルシティ・最初に戦ったネモ邸裏・何故か宝食堂の三択で問われるが、テーブルシティ以外は拒否されてしまう。


大階段下で最終決戦。更に過酷なレベル65スタート。この戦闘に限り経験値が入らないため、途中でレベルアップしてささやかに強化することも不可。

1人目・ルガルガン。今回もマフィティフ先発につき相性は微妙。無理矢理倒すが手痛いダメージが残る。
2人目・パーモット。地面対策の「れいとうパンチ」でまたも手痛いダメージ。回復する場合どこかで誰かが耐えないと厳しい。ちなみにバトル学の授業にも以前から参加していた。
3人目・ミミズズ。一瞬ブレイズで積ませて攻撃させようとしたが、地面技を使われると即死濃厚のため、ここでウェーニバル「インファイト」で一撃。
4人目・ノココッチ。ここも「インファイト」だが、かなり防御面が脆くなったため即交代。
5人目・ヌメルゴンサーナイトで落とせず、こちらもフェアリー対策「ヘドロばくだん」+毒で致命傷。さすがにここまで来ると弱点対策もしっかり行っている模様。
ボスラッシュが長かったチャンピオンロード、最後の大トリを飾るのは、最初に選んだホゲータ改めラウドボーン。折角なので、これまで殆ど使ってこなかったテラスタルを使わせてもらう。

やはり互いに使った方が映える。個人的にはメガシンカ以来パワーアップには否定的なので極力使いたくないが。

討ち取ってもなおバトルのことしか考えない、シリーズでも希代の狂戦士故に、善き対戦相手であるこちらの成長を自分のことかのように喜ぶ。上っ面だけで散々ネタにされたが実はいい人なのかもしれない、そんなネモさんがいよいよ正式な『ライバル』として仲間に加入する。




終了後は何故かアカデミー内の自室に送られるため、ついでに最後の授業+期末テスト。言語学は相変わらず簡単だが、それ以外はポケモンや本作に関する割と深い内容が問われるため、ライトなプレイヤーにはかなり難しい。特に細かい数字を問われる数学と、授業以外では殆ど見聞きする機会が無い歴史は難関。



レホール先生から杭と祠の話が出るようになり、ようやく杭抜き解禁。果たして杭バグの影響は受けたのか?そもそも単なる抜き忘れによる勘違いとも言われており、バグの存在自体の信憑性が微妙なところだが。