ソードシールド・その6

城壁都市ナックルシティ。剣と魔法的な世界観でポケモンっぽくない。ここのジムは一番最後の順番で、やはりここから西回りでぐるっと一周。自分で『ぽわーおぐちょぐちょ』と言うトリトドンのトレーナーや、カラテ王なのにレベル2のモンメンを出すという意表をついてくる。後者は「タスキ+がむしゃら」戦法を使い、実際の対戦ではまあメジャーな戦法だが、シナリオ中のトレーナーとしては異例。でんこうせっかは使わないのでまあ倒されず、当然レベル2なので倒しても経験値は数ポイントしか入らない。
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ボールガイ。『おーす!未来のチャンピオン!』の人に代わって、各スタジアムのロビーにいる。ジムチャレンジのマスコット的存在で、リーダー戦でダイマックスする際も、バックのディスプレイに映る。『ボルボル~!』が口癖だが、首から下は普通の男、しかもよく見ると手足は白いので不気味。デザインも中身も変な奴だが、各スタジアムの初回会話のみ、特殊なボール類、いわゆるガンテツボールをくれる。今作もやはり各種1個ずつのみなので貴重な品だが、こここそワンパチの特性「たまひろい」が光る。進化すると特性が消滅するのが欠点だし、成功してもどっちにしろボールは消えるので、使いどころが難しい。



次の6番道路は、常時「ひでり」状態にあるため、威力が半減する水タイプは全然使えない。逆に炎は威力が上がるので、ここはトロッゴン先頭で行ってみるものの、乾燥地帯につき弱点の地面タイプが多く、「じならし」でも致命傷。この辺りになると敵のレベルもこちらとほぼ同等、或いは高くなるので、簡単に倒せないし逃げることもしにくくなる。しばらく修行して2進化形態は最終進化にしておかないと追いつかない。



ということで、ワイルドエリアでの修行に並行して、初めてマックスレイドバトルをやってみる。低レベルだと即全滅で追い返されると思い触っていなかったが、試しに入ると低難易度だと意外と倒せる。倒すと新アイテム「けいけんアメ」やわざレコードが色々手に入る。従来のふしぎなアメはレベルが上がるが、一番得するのはレベル90台などの高レベル帯で、低レベル状態やレベルアップ直前だと損しかしなかった。けいけんアメは経験値がそのまま増えるので、どのレベル帯でも損しない有力アイテム。
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誰でもなれるダイマックスなので、キルリアみたいな中途な種類でも巨大化可能。1人プレーだとサポートとしてCOMのお供が入るものの、補助技ばかりで攻撃しないか、攻撃しても弱すぎるか、どちらにせよ敵の攻撃で大体即死なので、どいつもこいつも使い物にならない。誰かが倒される回数が嵩むとどんどん不利になっていくのに、全員満タンでも回復しかしないトゲピー、「このゆびとまれ」でひたすら囮に徹するピッピ、カウンター専門なのに満タンから即死のソーナンスなんて邪魔でしかない。その癖COMは一切ダイマックスしないので事実上こちらの巨大化は必須。敵トレーナーとして恒例の「ブリーダーのイクエ+ピカチュウ」はこんなところに出てくるが、やっぱり弱い。
サンムーンではフェスサークルでのFC稼ぎが日課だったが、剣盾ではレイド巡りとワット稼ぎが日課となる。といってもFC稼ぎよりも手間もストレスもうんとかかる。



そんなこんなで手持ちが次々進化。ジメレオンも最終進化形に、その名も「インテレオン」。御三家でもいよいよ6文字ネームが本格化。ここでようやく二足歩行が出来るようになったが、何だか針金のようにえらく細くなってしまった。キャラ的にはスナイパーということらしいが、御三家でこれは…。しかも最終進化形でも水単一タイプ。草単一は多いが、水は初期のカメックスオーダイル以降はダイケンキだけ。全クリにはチャンピオンのリザードンを倒す必要があるが、これで大丈夫なのか?指先から鉄砲水を出す様は中々決まっているが…。



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ラナキラタウンの壁画。"芸術"らしいが、こんなところにもしっかり剣と盾。スポットライトが付いているのが細かいが、剣盾では時計のリアルタイム連動が廃止され、一部ワイルドエリアとイベント時以外で夜にならないので、単なる演出のアイテム。