「スターバックスコーヒー パナソニックkusatsu店」。正式名称:パナソニックアプライアンス社店。エアコンや冷蔵庫の工場であるアプライアンス社の草津工場内部にある。当然ながら従業員以外は立入禁止区域であるため、スタバ公式サイトの検索にも当店については出ない。一般開放時に利用した口コミが付いている。
地図より
草津市の滋賀医大東側にあるこの道。一見ただの道だが、実際は分離帯が付いた片側2車線分の幅がある道で、草に埋もれた部分にも道路がある。照明だけは既に分離帯に設置済。
この道路自体は500mほどしかない。それだけのために4車線にするのは妙と思い、草津市の都市計画図を調べたところ、この道路は北側の突き当りから北西方向に延び、国道1号線を横断して県道大津草津線に接続する計画があった。北側突き当りから名神を越えた先に、マンションと住宅地に挟まれた森のような空間があるが、これがまさに道路用地。しかしここ以外では殆ど用地は確保されておらず、せいぜい国道1号線の接続予定地(マルハン草津店前)と、県道に接続する交差点の妙に広いガソリンスタンド(エネオススーパーセルフ近江大橋SS)くらい。加えて、途中で横断するバイパスは予定地の部分だけ高架の橋桁が減っているが、他の名神高速・東海道線ともに高架ではないため、どちらも横断にはアンダーガード必須。用地確保の進捗率の低さといい、全線開通はほぼ不可能なレベル。
尚、南側の突き当りは最近になって「滋賀ダイハツアリーナ」への取り付け道路が出来たが、歩道を横断する形になるため、この道路の延伸ではなくただのアリーナ側の私道。
哮橋(京阪バス)
いかるがばし。京阪バスでも中々の難読バス停だったが、経由していた交野市駅~田原台の18系統廃止と運命を共にした。
交野の山奥、18系統単独区間のうち大阪府内区間は京阪バスの標柱だが、各標柱は至るところに奈良交通の表記があった。かつて奈良交通は交野市駅ではなく私市駅発着で18系統と共同運行を取っていたが、奈良交通側が廃止になったのは'02年の話。バス停によっては奈良交通の表記を完全に消すパターンもあれば、中途半端に上側/下側だけ消すパターンもあり、混在しながら奈良交通廃止から20年以上、最後まで完全に消されることはなかった。18系統自体が長い間土日2往復のみの免許維持路線、故にこんな山奥からの利用客なんてアテにしてなかったから、時刻表さえ更新すれば修正を途中で投げても問題なかったということだろうか。
京阪バス大津比叡平線66A系統・大津駅発着便(比叡平~大津駅)
三井寺入口前。
66系統・大津比叡平線は、比叡山中腹にある団地・比叡平と西大津/大津京駅を結ぶ唯一の公共交通として長らく運行されてきた。駅側が一部便のみ競艇場前(国道161号線、のち旧道化し県道高島大津線)経由で浜大津まで延伸するスタイルも不変だった。
'10年代に入り変化が始まる。先ず'11年に浜大津便が廃止になり、一旦全便が比叡平~大津京駅になる。'12年には、山科営業所から大津営業所に移管されると同時に、比叡平で少し遠回りする66A系統が登場するも、66系統の一部便を置き換えただけなので増便はしていない。
更に'17年、別路線だった大津駅~国道1号線/湖岸道路~石山駅と統合した結果大幅な延伸となり、比叡平~大津京駅~大津駅~石山駅なる長距離路線となった。66/66A系統は国道1号線経由の便となり、大津京駅~大津駅間は、より山側に当たる市役所・三井寺経由になった。同時に湖岸道路経由の便も25A系統として設定され、こちらの大津京駅~大津駅は競艇場前経由で、'11年の浜大津便廃止で路線が無くなった区間が早くも復活した。比叡平の路線図が最も華やかだった頃だが、やはり増便はされなかった。
しかしその体制も長くは続かず。大津駅~石山駅間の渋滞で定時制が取れないため、3年後の'20年で石山への延伸は1号線/湖岸経由ともに無くなり、再度大津京駅/大津駅で分断される。同時に管轄が再び山科営業所となった上、25A系統は65A系統に改番。大津京駅~大津駅は昼間が中心になり、三井寺経由の66/66A系統と、競艇場前経由の65A系統が半々で運行されていた。
尚、再分離された大津駅~石山駅はその後更に縮小し、国道1号線経由便は大津駅行きが平日朝に2便運行されるのみ・湖岸道路経由便は'24年で廃止。
そして'22年末で66A以外の系統を一掃し、比叡平の経路と一部延伸が浜大津でなく大津駅になるといった異なる点はあるものの、かつてと同じ比叡平~大津京駅がメイン・大津京駅~大津駅は一部便のみの内容に戻された。便数はだいぶ減り、土日は5.5往復のみに、平日でも3時間以上空く時間帯がある。
この改正で大津京駅~大津駅の延伸便は平日2往復・土日1往復にまで減らされた。市役所・三井寺方面は、かつては石山駅~西大津駅や大津駅~唐崎駅の路線も経由し寧ろ便は多い方だったが、現在経由するバス路線はこの僅かな便のみ。