ソードシールド・その5

剣盾のシナリオ中の自由度は、サンムーンもそうだったがかなり低い。先先へ行くことは一切できず、何かしらの理由をつけて道が塞がれている。素直にイベントをこなすかジムをクリアしないと先に進めない。逆にワイルドエリアだけはフリーダムなので、その点はサンムーンよりはましか。
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バウスタジアムのミッションは、道を塞ぐ滝をスイッチで切り替えて先に進む。形態は違えどまあよく見るパズルゲームで、大体は遠回りして最寄りよりも少し遠いスイッチを操作することで進める。正直ターフの羊追いより簡単。しかしリーダー戦でダイマックスを控えたらあっさり倒される。どうやら各リーダー戦で最後の手持ちは否応にもダイマックスをしないといけない模様。こういう新仕様の強制は好かない。
ここで回復アイテムが拾い物だけなので殆ど持ってないことに気づく。キズぐすり系は高いので、いいキズぐすりのほぼ半額である駅の自販機のサイコソーダ・ミックスオレに頼る。今作も相変わらず一度に1本しか買えないが、買ったあとにもう1本買うか別のドリンクを買うかの選択肢が出てきたので、とりあえず連打で買い続けることはできる。



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第二鉱山出口すぐの看板裏に、念願の「おまもりこばん」。すぐ近くにマダムがいるので早速稼ぐことが可能。バウタウンには同じ効果の「こううんのおこう」も売っているが、11000円とお香の中でも飛びぬけて高い。今作は手持ちがない短パン・ミニスカが早い段階で出なくなったり、比較的他のトレーナーもそれなりの金を持っているので、一応ジムと鉱山でずっと持っておけば相殺+αできそうだが。



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エンジンシティから一周してようやく、開会式で入ったエンジンスタジアムでのジムチャレンジ。ここのジムミッションはトレーナー戦がないという、今までにない方法。ここに出現する野生をトレーナーと倒すか捕まえるかを競う。トレーナーとの2対1という形式になるので、トレーナーの手持ちをそのまま攻撃して倒すという妨害も可能。捕まえた場合、ちゃんと出会った場所がエンジンスタジアムとなるため、ある意味貴重。
尚、リーダーのカブと最初に出会うのは第二鉱山だが、この時はトロッゴンを連れていたのに、いざ本戦となるとトロッゴンなんてどこにも出てこない。フェイクか何か?
勝つと、草・水のリーダーと共にお見送り。どうやら作中では御三家に因んだ草水炎3タイプのジムが基礎レベルのようで、ここをクリアしてようやく本番といったところらしい。その割にはエンジンジムが壁になる挑戦者も多いという。ゲーム全体からでいうと基礎レベルでつまづく層がやたら多いことになるが…?



次のナックルシティへは、強敵ひしめくワイルドエリア北部を通過しないといけない。通常の野生がレベル30前後なのでようやくまともに相手に出来るが、一方で進化形となると50になる。ヨノワールハガネールといった本来は通信交換が必要な進化形や、素でレベル50を超えないと進化出来ない=必然的にレベル50台であるバンギラスが普通に野生でうろついているから恐ろしい。ただそれも発見されても一部を除いて追ってこない。その一部が鳥ポケとアマージョで、鳥ポケは上空から襲ってくるが遅いので逃げれば問題ない。アマージョは猛ダッシュで突進してくるので、自転車でもないと逃げきれない。こういう時こそ「ピッピにんぎょう」。長らく1000円で市販され、一方で前作サンムーンではそもそも非売品で、リーリエの形見という印象的な形でのみ登場し、リーリエがいなくならないUSUMではデータ上のみで出もしなかったが、今作はワイルドエリア対策なのか一転してどこでも300円で販売という激安価格。