DQ11・その15

このままさっさと邪神に直行することも出来なくもないが、それぞれの町でもイベントが用意されている。中にはクエストのように頼み事を依頼され、クリアするとレアアイテムが手に入る。だがどれも最終的にはボス戦が待っており、中にはいきなりボスというパターンもある。そのボスの大半は雑魚敵の"邪"バージョンか、かつて同じ場所で倒したが邪神の力で復活した"邪"バージョンのボスのどちらか。どれもダメージ200前後の単体攻撃・ダメージ150前後の全体攻撃・行動を封じるor状態異常をかけてくるパターンが殆ど、そしてかなり素早い。毎ターンのベホマラーは必須、状態によってはベホマズンも惜しまない。



各イベントの中で一番手間がかかるのがイシの村。復興の手伝いを探してきてくれという名目で、情報屋ルパス親子・カミュの弟子デク・聖獣ムンババ・仮面武闘会の覆面コンビをそれぞれ連れてくる必要があるが、ただ言うだけで来てくれるはずがなく、全員襲撃されたり洗脳されたりしているので最終的にはボス戦を乗り越えないと来てくれない。
集めきると村が襲撃前と同じ姿に復興。一部の壺やタンスには新規でアイテムが設置されており、自室にあるタンスからはプロローグと同じ姿になれる「イシの村人服」がある。よろず屋を任されたデクの店にはほぼ市販品ではほぼ最強クラスの武具が売られており、あのメタルキング鎧がシリーズ初の市販。但し10万ゴールド近くする上に、装備者が多い軽装バージョン・メタルキングベストと共に装備を揃えようとするとかなりの費用がかかる。



そしてヨッチ族。もうレベルが全員70以上になってきたので、早いところ時渡りの迷宮を全面クリアしておかなければならない。しかし異常なほどの敵の先制率・痛恨率で、深層だと例えランクがSであってもすぐ倒される。色々調べてみると、ここまで来るとランクもそうだが攻撃力もかなり重要だということが判明。今まではランクしか見てこなかったので、手持ちを見返すとSなのに攻撃力はたった24という大ハズレもいた。ヨッチ族の武器は自身のアイテムリストからランダムに選ばれ、中でも両手剣が圧倒的に強く100を超えることも。逆に一番低いのが常時2回攻撃となる爪で、ヨッチ族の場合は1回攻撃のみなので大幅に低くなる。攻撃力24のヨッチ族も黄金の爪装備だった。
あいにく両手剣は使っていないので殆ど所持もしたことがない。急遽鍛冶で作ったり、店で強力な両手剣を買った結果、高い攻撃力とランクSを兼ねたヨッチ族が出てくるようになった。VIP登録すればロストとなっても復活出来るので、メタルや高攻撃力持ちを中心に登録していくが、タダでは復活出来ずランクがSだと復活するのに10000ゴールド、メタル+Sだと15000ゴールドも必要。そして強力なヨッチ族を8人連れたとしても敵を10体も倒せずに全滅する。その度にまた探しに行かなくてはならず、段々イライラしてきた。
尚、低ランクのヨッチ族は、消さずにスキルゲージを手っ取り早く溜めたい時の特攻役として利用。8人倒されるとすぐゲージが3回分溜まる。近くにバリア持ちの敵がいる場合、スキルで攻撃すればすぐバリアを突破出来るので重要。但し先制されると計2回も攻撃を受けてもう瀕死になる。