DQ11・その13

ストーリー進行に戻る。重要アイテム兼主人公専用武器・勇者の剣を作らないといけない。天空の古戦場(原石)・サマディー(ハンマー)・火山(鍛冶場)を自由な順番で攻略。
先ずは天空の古戦場。それまでとは一線を画す、かなり長いダンジョン。上がったり下がったり外に出たり中に入ったり、そして何故かぱふぱふの皮を被ったバンジーあり。ここでバンジーを飛ばないと全てのぱふぱふを経験した称号が取れない。一番奥でおなじみオリハルコンを取ったらクリア。長いがボスがいないだけでかなりましになる。
サマディーでは砂漠で墜落しそうな謎の星を見に行くも、謎の男が一刀両断して終了。そのまま鍛冶用のハンマーを入手しここでのイベントは完了。かなり謎を残しまくっているのだが。
ホムラの里では火山を何度か往復し、火竜と二度も対決。しかし打撃攻撃中心なのでそんなに強くもなく、2回目は2回攻撃が3回攻撃になっているくらい。ドラゴンキラー+ドラゴン斬り+バイキルトルカニで滅多打ち。上手くいけば主人公とグレイグ将軍だけで1ターンに計1000ダメージ。寧ろ火山内の溶岩が厄介で、バロンナイトに乗らずにそのまま踏むと100以上の猛烈なダメージを受ける。恐らく最大HPの何割かというダメージだが、5のデモンズタワーの炎を吐く石像を思い出した。
3箇所ともクリアしたら、火山入口の横から鍛冶場へ。仲間達の思いも乗せた勇者の剣がいよいよ完成。勿論武器としても強力なのだが、はやぶさの剣の前にはどうあがいてもダメージでは及ばない。



これで準備完了となり、いよいよラスダン・天空魔城に突入。まだかなりの謎を残したままなのであまり納得いかないというか…残りは全てクリア後ということか。さすがにラスダンなので、これまでのヌルさとは一線を画すほどの長大なダンジョン。勿論途中の回復ポイントは一切無し。1階上がるごとに出現モンスターがころころ変わり、目に見えるほど強さも上がっていく。2Dモードだとマップが出ない+戦闘もモンスターも選べない分、3Dモードに比べて難易度が大幅に高い。敵の体力もさることながら、ダメージも100以上は当たり前、200を超えることも珍しくないので、まともに戦っていくと普通にMPが足りなくなる。特にサタンジェネラル・グレイトドラゴン・ゴライアス(メガトンケイル転生)はボス並の強敵で、1体倒すのに普通に数ターンはかかる。小手調べに入口で襲ってきたガリンガなんて、六軍王なのに全くといっていいほど印象が無くなった。頻繁に仲間を入れ替えないと有利に進めないので、戦闘の総合力が試される。



色々仕掛けをクリアして、ようやく奥に入れた。恒例となった賢者の聖水4個入りの宝箱がボス部屋前の合図。またまた小手調べとして、魔軍指令として魔物と化したホメロス将軍と二度目の対決。ここまで化けると『1匹』の表記がよく似合う。だが、レベル50あれば十分という中で既に平均が60になっているパーティには、大した敵ではなかった。倒したあとも生き返って封印してこようとしてくるが、仲間の絆で突破。更に奥へ進み、扉を開ければ最終決戦の始まり。扉の先に進むかどうかの選択で「いいえ」がデフォルトとなっているところに、ただのボス戦ではないことを匂わせていた。
いよいよウルノーガ戦スタート。2Dモードだと、ウインドウの枠からはみ出す巨大さと、クリア前の敵では唯一アクションするところに、かつてのFC・SFC時代の各魔王戦を思い起こさせた。第1形態ではこれまでの六軍王戦の特殊攻撃を色々繰り出してくる。ここでのゴールドアストロンは超が付くほど厄介。いざ攻撃すると200は軽く食らう強烈さ。
第2形態は魔竜と邪竜の2体に分裂。後半まではどちらかしか攻撃出来ず、切り替わりの際はようやく11初登場の凍てつく波動でゾーンも消える。攻撃はブレスと呪文中心で意外と強くない…と思いきや、毎回ターン冒頭で100ダメージを食らう魔方陣の存在を忘れており、回復役がまとめて一気に3人死亡。こんな時こそ持ってて良かった世界樹の葉。しかしそれでもろくに回復出来ない状態なので、最早全滅覚悟でひたすら連続攻撃技を繰り出し、ギリギリで勝てた。レベルなんて関係無く、まさに満身創痍。倒した直後、第1形態が持っていた「魔王の剣」が手に入る。主人公専用で196という歴代の武器中最高の攻撃力を持つ。勇者の剣の存在が急激に霞むぶっ壊れ性能。
尚、倒してもウインドウからはみ出た部分はそのまま残る。恐らくバグだとは思うが、ムードぶちこわし。



崩壊以来のPS4版準拠のムービーで大樹復活。そして感動のエンディングは、恒例の世界を飛び回っての仲間達の見送り。いつもは魔王を倒してからエンディングまで結構あるのだが、今回は自由行動は無くかなり間を詰めている。エンディングは序盤以来となる2D3D併用で進行し、まさにこのような2画面且つビッグタイトルでしか為し得ない斬新なエンディング。スタッフロールも2Dは英語・3Dは日本語となり、これも普通では先ずあり得ない。
自動的にタイトルムービーに戻るので改めて見返してみると、色々「盛ってる」シーンがあることに気付く。例えば火山でメガトンケイルと戦うシーンでは、クリア前のストーリー上では既にいないはずのベロニカがいる。いないと離脱することを察せられるからか。