DQ11・その8

外海に出る。どこに行けばいいのか迷いそうになるが、出た途端に着く白の入り江の人魚から結婚予定のナギムナー村の漁師に会わせてほしいと言われ、早速行先が設定される。人魚×漁師とはまたどこかで聞いたような話だが…。
当然ナギムナー村以外にも行ける場所があるが、内海の時よりは少ない。いくつかの隠れスポットが中心で町はクレイモラン城くらいだが、ここも凍結されているため中に入れないものの、城壁沿いのキャンプスポットの商人からは強力な武具が買えるので、装備を調えるくらいは出来る。大陸内も移動可能だが、敵が強いのできつい。
地図の右上にある「バンデルフォン東の島」にも行ける。ここはシリーズ恒例のスライム系オンリーの島。といってもメタルはあまり出ず、不便な上に2回攻撃+攻撃力・HP大幅アップで超強化されたキングスライムの脅威しかない。初登場した4以来となるマホステを使われると呪文が無効となり更にきつくなる。



沖縄っぽいネーミングのナギムナー村だが、実際にシリーズでは珍しい沖縄風の村。人魚がよりによって災いをもたらすと忌避された存在になっている。破邪の剣が武器屋で売っているにも関わらず、村内には破邪の剣のレシピが手に入るという罠もある。
ここではクラーゴンの討伐を頼まれるので、それに従い西の海に向かうと現れる。ホメロス将軍から逃げる際にも登場したが、バトルも無かった当時と違い実際に戦うことになる。「イカにはザキ」がドラクエの伝統で、過去シリーズのクラーゴンもザキがよく効くが、今回はボスなので当然効かず真っ向勝負しなければならない。御供の「だいおうキッズ」がひたすらかばったり、全体攻撃の追加効果で動きを止められる。村でばあさんの大砲を借りると有利になるようだが、拒否してしまったので使わずに終わってしまった。
倒したあとは、人魚と漁師の長い時間が生んだ悲しいラブストーリーが展開される。フォローも特に無いのであまり後味がよくない。全て終えると最初の白の入り江に「マーメイドハープ」が出てくる。6と同様海底に潜れるのだが、今作は海底のフィールドは無く潜水は柱が立っているポイントに限られる。内海の中央にある海底都市以外はワープポイントになっており、これにより徒歩・船では行けなかったメダチャット地方に行けるようになった。



そろそろ鍵が出てくる頃ではないのかと思いながらクラーゴンと戦っていたが、結局出なかった。メダル女学園(メダ女)もうろうろしてみたがそれらしいものは無く。東の丘にオーブがありそうだが後回し。先にメダ女の南にあるプチャラオ村に行く。御利益がある遺跡の壁画…という怪しさ満点の壁画を見に行くと、一瞬魔法の鍵が浮かび上がり、ようやくここをクリアすれば鍵が手に入ることを知る。
壁画の中はダンジョンになっており、前半は別に難しくない構造で、痛恨を連発する「ギガ・人食い箱」だけが唯一の難関。何故か出入りすると復活する。後半はよく似た小さなフロアにいくつも階段があり、ルートを把握しておかないと迷ってしまう。2や3の頃はこういったダンジョンが多かったので何だか懐かしい。
奥でボスの「メルトア」と対決。呪文を使いそうだが使わず、特技を封印したり攻撃の追加効果で魅了状態=混乱させておきながら、レーザーで全体に60ダメージという、鍵手前だけにかなりの強さ。覚えたてのベホマラーが役に立ちそうだが、今作のベホマラーは消費MPインフレの影響を受け、従来の倍の32も消費するので乱発厳禁。そこに魅了状態になるとろくな回復手段が無いため早々に手詰まり。一軍メンバーが壊滅状態になりほぼ諦めかけたが、死んだメンバーを放置した上で二軍メンバーにスイッチ。魅了唯一の回復手段・シルビアのツッコミを封印されても諦めず、何とかギリギリで勝てた。特技を封印されても、そもそも殆ど覚えていなかったのが数少ない利点だった。地雷スキルの恐怖から未だに誰もスキルを上げていなかったのだが、さすがに何かは上げないときつくなってきた。二軍メンバーは装備も殆ど充実しておらず、一軍のお下がり以外は放置気味(ロウに至ってはほぼ初期装備のまま)だったのも、これを機に最強装備に仕向ける方針に転換。



苦労してようやく鍵を手に入れたので、おなじみの世界中の宝物庫荒らし。今作はすぐには行けない隠れスポットにも鍵付きの部屋があるので、いつも以上に巡るのが大変。攻略サイトを見ればどこにあるかが一目で分かるが、大概は同時に中身も分かってしまい、そもそも今回は攻略サイトは初回のみ極力見ない方針なので、全て自力で探すしかない。