DQ8・その14

ゼシカ離脱後、とりあえず次のリブルアーチに行くと、姿を見せに来たかのように呪われしゼシカ襲来。後を追うが、その過程でライドンの塔へ行くことになる。この時塔の鍵代わりで渡されるのが「石のつるぎ」。重要アイテムでありながられっきとした剣だが、攻撃力は銅のつるぎと同クラスにつき全く役に立たない。一応装備することが出来、ちゃんと背負う武器の見た目も変わる。
道中は、とにかく3人では不利なのでひたすら敵を避けまくる。足の速いバトルレックスとサイレスは捕まりやすいが、トロル・ゴーレム・オークキング・動く石像は鈍足なので簡単に逃げられる。ライドンの塔内部はシーソーと重しの石像からなるパズルを組んで進んでいくので結構頭を使うが、シーソーが多くなる中間層だけ敵が出ない。宝箱も2つだけで、命の指輪の方は寄り道が必要だが、ククール用の強力武器であるケイロンの弓は最上階直前に唐突に置いてあるので簡単に取れる。尚、この時点でオークニス方面に行こうとしても、途中のトンネル内でトロデ王に止められる。
塔を上り切ってライドンから話を聞いたら終わり…でなく、今度は情報をもとにリーザス村の塔を上らなければならない。リーザス塔に行くというはっきりとした情報があるわけではないが、この時リーザス村に行くと、住民や仲間から遠回しに塔に関するコメントが聞ける。当然敵も弱いので、さっさと上って像にはめてあった「クラン・スピネル」を回収、リブルアーチに帰還しハワードとのイベントをこなす。そうこうしているうちにゼシカ再襲来、スキルの種を売る秘密ショップの腐った死体まで外に出ている始末。この時野次馬に混じっているバーテンの、このまま町は滅びるのかという問いにはいと答えると、かつての名台詞「そんな、ひどい…」が聞ける。
呪われしゼシカ、敵数表示はやっぱり『呪われしゼシカ 1匹』と完全にモンスター扱い。元々パーティメンバーにも関わらず、最早血も涙も無い。ベギラゴンマヒャドで全体攻撃、ラリホーマで催眠を仕掛ける他、苦手なはずの通常攻撃も結構積極的に行い、しかもドルマゲスとあまり変わらないダメージを食らう。ここでも「炎竜のまもり」を装備している主人公はベギラゴンを受け付けず、こうなるとただの温風。こちらがマホカンタを使っていても呪文は止めないので、頭はあまりよくない模様。しかし想像以上にタフで、ドルマゲス第2形態以上にターンがかかった。
倒すとゼシカは正気に戻るが、またまたうっかりで杖を今度は猛犬レオパルドが手にしてしまう。魔犬と化したレオパルドは喋るようになり、杖による当初の目標=賢者の末裔チェルスを殺して逃亡。翌朝にゼシカが話を始め、ここで初めて人の口からラプソーンの名前が出てくる。ドルマゲス亡き後、目標が消えたかに見えたが徐々に新たな方向性が定まってくる。



ライドンの塔周辺のマッピングを終え雪山地帯に突入、直後雪崩に遭うもメディばあさんに救出され一泊。出発後一度戻って馬車が留置されていた車庫のタルにある小さなメダルを回収、奥の洞窟ではばあさんが突然現れ、ヌーク草の畑や非公開の賢者の遺跡についての解説が聞け、同時にヤンガスの『バアさん、いつの間に…』という変化球なコメントも聞ける。



オークニス周辺の敵はキラーマシン以外は冷気系なので、炎系呪文は効くがヒャド系は効かないという分かりやすい属性を持っているが、それでもアイスチャイムはすぐに仲間を呼んで8個揃えば一斉に即死攻撃である死の曲を打ち鳴らすので、数が少ないうちに速攻しないとすぐ全滅する。同じくザラキ連発のブリザードも非常に危険、トンネルを抜けた先の雪国で集団に遭遇しザラキで全滅する様はまさに2の再来。
ここでは久しぶりに新規モンスターの写真クエストがある。対象の敵はナイトウォーカー、これはかなり前のアスカンタ国領の敵。雪山と全く関係無いが、30体倒すとオークニスのすぐ西隣にクリスマス仕様のケムンクルス「サンタクルス」が出現。イオナズンを使う上、回避率が高く頻繁に攻撃をかわす。倒すと「せかいじゅのしずく」を落とすが、恐らく持っていてもどうせ使わない。