DQ8・その3

準備を整えてポルトリンクのボスを倒しに船に乗る。出航すると、そこまでクライマックスでもない場面なのに何故か序曲が流れ始める。ボスのオセアーノンは、この段階では驚異的なもえさかる火炎を吐いてくるが、HPがあまり高くないのですぐ倒せた。倒すと例によってベラベラ喋りだし、「金のブレスレット」を残して消える。このブレスレット、6の頃は守備力+15もあり重宝したが、シリーズを追うごとに弱体化していき8では+4しかない。



クリアすると定期船復活。出る前に船の内部も探索、種が色々あるので貰っておく。出航するとここでようやくゼシカが仲間になる。初期装備が弱いので、すぐ皮のムチはいばらのムチ、旅人の服は絹のローブに代替されがちだが、服はこの際なので自室で見つけた普段着を着せた。リーザス村での姿になれる服で、PS2版からの数少ない着せ替え対応装備の一つ。その代わり守備力は布の服以下と8最弱クラスの鎧の一つで、最強装備からの守備力の下がり幅が少ない今が常に着せるチャンス。



ゼシカ加入とほぼ同時に錬金釜も解禁。PS2版と仕様が異なり、1つめに入れたアイテムと組み合わせられるアイテムは黄色く表示され、組み合わせが出来ない場合とそもそも使用するレシピが存在しないアイテムは暗転表示され、釜に入れることが出来ない。レシピがある場合は勿論入れると即完成、PS2版のように延々歩く必要は無く、錬金の難易度がぐっと落ちた。
最初はやはり盗賊の鍵を錬金することになる。レシピは無いが、盗賊が「鉄のクギ」をくれたり、ブロンズナイフが錬金の素材になると言う船乗りもいるのでヒントはある。鉄のクギの「人を呪うのには使えない鉄製の長いクギ」という説明にクスリ。これがあればこれまでの鍵付き宝箱を開けることが出来るが、中にはトラペッタ武器屋の宝箱にあるひのきの棒といったハズレもある。



船着き場周辺はまた一段と敵が強くなる。逆に一段と弱いスライムベスだけは浮いているが、こいつは倒しても報酬が少ないので基本無視。HPの低いげんじゅつし・寝ていることが多いあばれうしどり・非力なおおめだまノーマルモードが比較的倒しやすい。この大陸は船着き場到着時点で歩ける範囲がかなり広く、あまり東に行きすぎてしまうとブラウニー・おおさそり・じんめんじゅといった更に強い敵が出てくる。下手すると一度に20ダメージ、スーパーハイテンションブラウニーからは30ダメージ以上も食らうこともあり、しかもやたらと4〜5体の集団で現れることが多いので、1回の戦闘で1分以上という思わぬ長期戦になってしまったことも多々あるのでかなり危険。