撮影写真より


ブルーリボンシティの観光マスク。KC-代末期にようやく昔のブルーリボンのマスクからこのセレガマスクになったものの、直後に肝心のセレガがセレガRとして顔が変わってしまい、最後まで型落ち感が拭えなかった。
ブルーリボンマスクと同様、ドアから前がセレガ仕様になっているが、初代セレガは全グレード最初から最後まで10穴ナットのホイールであり、このような8穴は存在しないのですぐ見抜ける。床高さも普通のツーステップで、座席部分に若干のかさ上げがされている程度。後ろから見れば路線用のブルーリボンシティそのものだが、若干リアバンパーがごつい。
旧マスクに比べると生産台数が少なく、大半が送迎や検診車などの自家用なのでかなりのレア物。中古車にも中々流れない。この中鉄バスのように、中距離の路線バス用として導入した例も無くはないが、乗合用途は九州産交バスの空港バス用など僅かしか無い。