サンムーン・その22

年内に残っていたシナリオを片付けることにした。


先ずはバトルツリーまでの道のり。結構トレーナーが多く、勿体ないので全て「ハッピータイム」で賞金を稼ぐが、全く回復ポイントが無いのでかなりきつく、どこかに飛ぶのも面倒。尤も、冒頭のデクシオのメガフーディンに比べるとまだまし。こいつはステータスがバカ高い上に悉くこちらの弱点を突いてくるので、即死→かたまりの連続で全滅一歩手前。今思えばよく全滅しなかった。
バトルツリー前で個体値ジャッジが解禁。ボックスにボタンが付くようになるので、いつでもどこでもワンタッチで可視化。主力パーティの個体値も確認してみたが、結構厳選したガラガラは全体的にそこそこ高めだったが、他はさすがに大したこともなく、特にジバコイルは肝心の特攻個体値が片手で数えられる程度しかないという致命的な穴が。いくら「ひかえめ」性格とはいえこれでは…。無論こんなステータスではバトルツリーなんて勝ち抜く以前の問題。


UB関連。おなじみ・刑事ハンサムと共に放たれたUBを追う。BGMも同じだが、過去作と同一人物なのかどうかは微妙なところ。FFでいうシドに近いポジションなのかもしれない。今回はかつてタワータイクーンを務めていたリラも捜査に加わる。
UBの出現情報を得る→専用のウルトラボールを貰う→指定箇所で時々出現するUBを指定数捕まえる→報告・移動の繰り返し。一部は複数捕まえられるが、レベルが高いのととりあえず話を進めるために厳選はせず、とりあえず捕まえていく。やたらと筋肉を見せつける蚊、水引が刃になっている熨斗紙、鋼×竹×ロケット、美しきゴキブリといった、常人がそう思いつかなさそうな「キテる」デザインであるため、殆どが見た目とタイプが一致しないので、名前もそうだが特にタイプも覚える。何をどうやったらこんなデザインを生み出せるのか。
全てのミッションをクリアすれば100万円という莫大な褒賞金が贈与されるが、まだ捕まえていないUBがいる。片方のバージョンにしか出ないUBや隠されたUBがいるのだが、前者については完全スルーで無かったことにされ、後者の方もちらっとハンサムが影を見たと言うだけ。前者についてはGTSで揃えるしかない。
余ったウルトラボールも地味にレア。中々かっこいい見た目なので、ボール厳選派にはかなり人気のようだが、捕獲率は普通のモンスターボール比でUB相手だと5倍の代わりに、普通の種類相手だとモンスターボールの1割しかなく非常に捕まえにくい。それでいてミッション中は配布された10個を使い切るたびにもう10個手に入り、高い捕獲率も相まって余りやすいが、全てクリアすると逆に二度と入手出来なくなり、ある種マスターボールよりうんとレア。超低捕獲率も相まって、使う場合は相当な準備と覚悟が必要。ハンサムによると1個ウン百万という価値があるためか、売ることも出来ない。


これでストーリーは完了。当面は図鑑完成を目指し交換を繰り返していく。ミラクルを回していたら、その名も「おとしだま」と名乗るタマタマが出てきた。貴重なウルトラボール持ちという文字通りのお年玉を頂いた。