ORAS・その22

距離を置いていた期間含め1年半以上かけて作り続けていた「ゆびをふるパーティ」が遂に完成。個体が出てきたあともレベル上げと努力値上げに意外と苦心、末期は集めておいた「ふしぎなアメ」を大量消費し何とか全員レベル100にした。
以下がメンバーだが、遺伝含め自力で覚えられる種類が5系列しかないためパーティも5体となる。又他の技は必要無いため全て忘れさせて「ゆびをふる」1本のみに統一。なので「ちょうはつ」を受けると一切何も出来なくなるため必然的に「わるあがき」使いに変貌する。

カビゴン

まともに攻撃出来る種類では唯一のノーマルタイプ。「ゆびをふる」は進化前のゴンベがレベル1で覚えるのみ、最初からカビゴンとして生まれた個体は思い出すことも遺伝させることも一切不可につき、カビゴンに指を振らせたいならゴンベから育てるしかない。ゴンベの量産には「まんぷくおこう」を持たせる必要があるため、「あかいいと+かわらずのいし」の厳選必需アイテムはどちらかしか使えない。性格は25種類だが個体値はもっとパターンが多いので、性格固定は諦めることにした。
今回はそのたまたま生まれたタマゴの山から「ゆうかん」持ちを選択。元から素早さは低いので、どうせ上げても焼け石に水なので素早さは犠牲にした。特性も炎・氷技を半減する「あついしぼう」で決まり、残りの「めんえき(毒にならない)」「くいしんぼう(きのみを早く使う)」は微妙。
持ち物は、第6世代のカビゴンは高い特防が更に上がる「とつげきチョッキ」一択だが、これを持たせると変化技が出せなくなる。「ゆびをふる」も変化技の一種につき使えなくなるため却下。とりあえずノーマル攻撃技がタイプ一致で撃てる強さがあるので、これを生かす「メトロノーム」を持たせることにした。同じ技を何度も使うと威力が段々上がるアイテムで、「ゆびをふる」連発も対象に入る。

ハピナス

「ゆびをふる」を覚えたピッピなどを父に据えることで遺伝。元々オスが存在しないので、必然的にタマゴグループが同じピッピを父にすることになる。
全てのポケモンの頂点に立つ圧倒的なHPのため極めてタフで、性格も努力値も最高値にすると最終的にHP700を超える。逆に攻撃・防御は全てのポケモンの底辺一歩手前で、個体値0+無補正とするとレベル100になってもたった25しかない。
一応ノーマルタイプだが、打撃攻撃は全く期待出来ないため、寧ろ耐久型に特化し何度も指を振れるネタ役に仕立てた。性格は攻撃を犠牲にして特防を上げる「おだやか」、持ち物は回避率を上げる「ひかりのこな」。
特性は「しぜんかいふく(交代すると自身の状態異常回復)」「いやしのこころ(ターン終了時、確率1/3で味方の状態異常回復)」共に使いにくいので「てんのめぐみ(追加効果発生率2倍)」にしたが、与えるダメージが少ないハピナスには微妙なところ。

ピクシー

これ以降は全てフェアリータイプ。第5世代まではノーマルで豊富にあるノーマル技をタイプ一致で撃てたが、一転して数種類しか存在しないフェアリー技しか一致出来なくなったので一気に弱体化。
ピッピと共に「ゆびをふる」の代名詞的存在。石進化につき最初から覚えていると設定された5種類以外に一切技を覚えないが、その5種類の中にもしっかり「ゆびをふる」は入っている。
特性とアイテムはほぼ鉄板といえる「マジックガード」+「いのちのたま」。攻撃でのダメージ以外では一切HPが減らなくなり、毒やアイテムでのダメージが0になる。これと、与えるダメージが3割アップする代わりに毎ターンHPが1割減る「いのちのたま」はノーリスクでダメージを増やせるため相性は抜群。このため打撃・特殊どちらの攻撃にも生かしたいので、性格は敢えての無補正。このため能力値は正直言って全体的に低め。

トゲキッス

進化前のトゲピートゲチックが自力で覚える。だがメスの出現率が1/8と圧倒的に低いため、とにかく量産に苦労した。メスだけならハピナスのように同じグループのオスがいれば量産出来るが、オスだけでは全く何も出来ないため、長い間メタモンを使う羽目になった。
飛行タイプも付いているので若干だがピクシーよりも攻撃の幅が広い。特性はハピナスと同じ「てんのめぐみ」で、こちらはハピナス以上に期待出来る。もう一方の「はりきり」は外しやすくなるのでボツ、急所に当たりやすくなる「きょううん」でも良かったが、隠れ特性につき厳選が更に面倒になるので却下。
素早さが少し高い方なので、性格を「おくびょう」に設定、持ち物は「こだわりスカーフ」の最速仕様。1つの技しか使えなくなる代わりに能力が5割増しになるこだわりシリーズは、1つの技しか使わないゆびをふるパーティと高い親和性を持つ。

グランブル

ハピナスと同じく「ゆびをふる」を覚えたピッピなどを親に使うと遺伝。分かりやすいくらいの攻撃使いで、種族値も攻撃が圧倒的に高い。ならばいっそのこと攻撃特化型にしようと思い、性格は「いじっぱり」、努力値も攻撃MAX、持ち物も「こだわりハチマキ」。打撃攻撃技が出ると非常に強いが、確実には出ないので作ったはいいものの使いどころが中々難しい。特性は「はやあし(状態異常時のみ素早さ5割アップ)」「びびり(ゴースト技・虫技・悪技を受けた時のみ素早さ+1ランク)」は特定の条件下でないと発動しないので、ここは「いかく」で決まり。


これらで今後対戦に入る予定。残りの枠1つは当面何も置かないが、入れるとすれば「しんかのきせき」持ちのラッキーくらいか。