XY・その18

ゆびをふるパーティ集めのために必死に孵化を繰り返しているが、男女比が異なる種類ばかりであるため中々集まらない。そもそも持たせる予定のアイテムがいずれもバトルハウスでのBP交換でしか手に入らず、そのBPも殆ど貯まっていないことから、息抜きも兼ねてハウス要員を作ることにした。
とりあえずまずは以前使っていたバンギラスガブリアスを作り直す。事前にミラクル交換でヨーギラスフカマルの高個体を集めていたため、どちらもすぐ出来た。フカマルは最重要技であるものの自力では覚えない「げきりん」を覚えていたのも有難い。BW2は教え技で難なく覚えられたが、XYでは教え技が全面廃止されたため、BW以前と同様再びタマゴによる遺伝でしか覚えられなくなってしまっていた。



BP稼ぎに使うのはシングルのノーマル。昔同様、ガブリアスが「げきりん」をひたすら連発するだけで大半は倒すことが出来るが、今回からはフェアリーに一切効かなくなったため時々止まるようになり、場合によってはそのまま倒されることも。それでも被害が出るのはその程度で、大した苦労もせず19連勝。一旦中断してパーティを組み替え、ボス戦となるシャトレーヌ戦に挑む。
何度か試行錯誤しているうちに必勝パターンを見つけた。こちらのパーティは加速バシャーモバンギラス・旅で使っていた「しんかのきせき」持ちニダンギル。先発はバシャーモ、まず「まもる」でターンを稼ぎ加速させる。サブウェイ時代と違い相手の手持ちの順番は完全ランダムとなったため、ブニャット以外の2体ならば「バトンタッチ」を使い控えの2体を素早さ+1のままスイッチ。ブニャットならそのまま攻撃するものの、技は元々覚えていた「スカイアッパー」から「かわらわり」に切り替えた。「スカイアッパー」は命中率が90%しかなく、いつものクオリティ発動で何が起こるか分からず普通に2連続で外すこともあり得るので、威力が10落ちるものの命中率が100の「かわらわり」の方が信頼出来る。相手の先発がブニャットの場合、攻撃ターンに加え相手が替わる次のターンも「まもる」ことが可能なため、最大素早さ+3の状態でバトンタッチ可能。
一方、相手がブービックならバンギラスプクリンならニダンギルにバトンタッチ。それぞれ交代直後のターンは悪タイプに効かない「サイコキネシス」、ゴーストタイプに効かない「きあいだま」を撃ってくるのでこのターンはノーダメージ、次のターンは先制出来るためそのまま弱点を突いて一撃。プクリン→ブービックと来た場合はかなり簡単で、これまたニダンギルで一撃。相手は先制「シャドーボール」を撃ってくるが、「しんかのきせき」効果で急所を突かれない限り一撃では倒されない。相手の先発がブービックだと倒して以降が若干面倒になるが、加速を上手く利用し、高い素早さで必ず1ターン目に「さいみんじゅつ」で動きを止めて「ゆめくい」で息の根を止めてくるブニャットさえ落とせばかなり有利になる。保険で「ラムの実」でも持たせれば更にやりやすくなる。
戦闘後は「バトルレコーダー」に記録。これで模擬戦が可能となり、アイテムを持たせた場合や持たせなかった場合、急所や外した場合などの「事故」を想定しての戦いなど様々なやり方で分析、多様な戦い方を身に着けることが出来る。



これでBPの量産体制が整った。1周48BP=アイテム1つ分なので、時間は割とかかるが安定性は高い。更に初回は100BPを貯めればメダル「BPミリオネア」もついでに手に入る。