DQ7・その7

過去リートルード。ここも周辺の敵はどれもしんくう波一発ですぐ倒れてくれるので実に楽。ボス戦ですら普通にダメージが通ってしまうので延々としんくう波を連発し、何の苦労もしないまま時の狭間の迷宮をクリア。この界隈で唯一しんくう波が効かないメタルスライムも捨て身で狩りまくっていたため、後々レベルが熟練度限界レベルまで上げてしまい、熟練度が全く上がらなくなるという事態に。
リートルードは時の狭間の迷宮をクリアした時点で復活するが、無事開通した橋が気になったため渡ったらグリンフレークがあった。例の人間ドラマの続きが繰り広げられたため、話自体はあまり興味が無かったが最後まで進めれば何かいいものが貰えるのかと思い色々奔走して話を進行させてみたが、結局何も手に入らず、せいぜいツボ等にあった小さなメダル程度。こんなことならツボ等をあさった時点でとっとと帰ればよかった。


現代リートルードではバロックアトリエ跡地のバロックタワーを攻めることになる。DQでは必ず1つはある仕掛け満載ダンジョンだが、一つを除き意外と大したことはなかった。最初にある炎を吹く竜の壁は「竜のひとみ」というこれだけのためにあるアイテムをはめると炎が消えるので安全に進める、というのが普通なやり方だが、別に炎に触れても5ダメージしか受けないため、ひとみを回収した上でとっとと突破してしまった。唯一詰まったのが花の像を向かい合わせにするエリアで、いくら変えても全然向きが合わない。もしかしたら何か法則があるのかと、やり直して順番に向きを変えていったら、そのうち向きが揃い突破できた。最上階でお宝こと石版を手に入れるが、同じところにある小さなメダルとかしこさの種もバロックのお宝なのだろうか…そうなるとえらくしょぼい。


次はハーメリア、といえば難所の海底都市。一度水没すると戻れなくなるので、装備を調え、職業も熟練度を調整しそう簡単にマスターしない低ランクに設定し、いざ山奥の塔へ向かい水没させてみると…旅の扉は水没してもなお機能しておりいつでも現代に戻ることが出来るよう改良されていた。これによりPS版と比べ大幅に難易度が下がったが、職業によってはクリア不可能な事態に陥るため、この措置は正解なのかもしれない。海底都市の敵はしんくう波に強く、デスキャンサー・デビルアンカーは半減、エビルタートル・ヘルダイバーはバギ系に完全耐性を持っているため一切通用しない。山奥の塔以前の敵と比べ三回りほど強いヘルダイバーの凶悪さは健在で、2体で現れた場合燃えさかる火炎を連続で吐かれると1ターンに80程度のダメージを受け、更に他の敵も同時に出現していると最悪で100ダメージに到達する場合がある。うっかり魔法使い辺りの職業にしているとこれで即死なので、現代に戻り転職できる仕様に変えられたのも納得。
ボスのグラコスも、ダーマ以降大して強くなかったボスから一変し強力な性質を持ち、固有攻撃のなぎ払いとこおりの息が同時に来ると最大90〜100ダメージ。しっぺ返しがあったPS版はよくなぎ払いをやり返し、「マリベルはげはげは笑いながらグラコスをなぎ払った!」というシュールなメッセージと共にそこそこのダメージを与えていたのが懐かしい。今回は既にベホマラーがあったので意外といけるかと思っていたが、たまたま回復を怠っていたターンに上記のコンボを打ち込まれ死亡+瀕死と一気に追い詰められる。その建て直しのさなか、老楽師のどうやって攻撃しているのかよく分からないトゥーラでの通常攻撃(約10ダメージ)であっさり倒せた。


これでハーメリアが復活するが、その前に富豪ブルジオをホンダラ→別荘2箇所→本宅と経由して仲間に入れ、世界一高い塔へ上り英雄メルビンを復活させる。これでようやく4人パーティとなるが、装備がかなり貧弱なのですぐ取り替える必要がある。この時点での最強装備はようせいの剣*1+魔導師のローブ+まほうの盾+キャプテンハットとなるが、じいさんだからか装備できない品も多く、盾と兜はしばらくこのままとなる。もう少しましなものが欲しいので、ここで現代山奥の塔→知識の帽子関連のイベントをこなし、世界ランキング協会のかしこさランキングに主人公を送り込み知力の兜を入手、これでだいぶ強化された。ストーリーが進むと優勝のノルマがどんどん高くなっていくので、ついでに他のランキングも制し強力アイテムを次々手に入れる。そのたびにトロフィーをくれるのだが、優勝者が違うと同じ賞のトロフィーでも違うアイテム扱いされかさばるので、正直1つだけでいい。勿論各トロフィーは持っていても何の役にも立たない。

*1:過去山奥の塔で事前に買う必要あり。買い逃すとドラゴンテイル