DQ7・その9

過去マーディラス。隣国ラグラーズと戦争状態ということだが、その割に2国の城が近づきすぎなような気が…それでなくてもここの大陸、というより島は他の石版に比べてかなり狭い方なのに、一体2国の領土はどのくらいの狭さなんだろう。
ここはマーディラスと大神殿を何度も往復しなければならず、しかも誰かに頼まれて行くような内容、要するにパシリばかりで、マリベルもこれについては苦言を呈していた。過去の世界はルーラや乗り物類が一切使えず、移動手段は徒歩のみなのが追い打ちをかけ非常に面倒臭い。途中滝壺の洞窟にも行かされるが、途中のアイテムがタルの中の薬草のみと面白みが無くこれまた面倒。
その後城下町でメディルの使いと対戦。これについてはマホカンタ+におう立ちでノーダメージ、というのが簡単且つ定番な戦い方であったのだが、いざ使うと何故か跳ね返さず1人が4連発も食らって死ぬだけだった。さっぱり意味が分からない間にマホトーンをかけられて気づけば大ピンチ、こういう時のためにとっておいた世界樹の葉を使って何とか切り抜けた。この直後にゼッペル王と1回目の対戦だが、昔はこれが負け戦と知らずに普通に戦い、負けるたびにリセットして修行、の繰り返しでちっとも話が進まず、たまたまリセットしなかった時に初めて勝たなくてもいいと知った。実際、この段階では強力な凍える吹雪と痛恨の連続など勝てる要素はなく、そもそもHPは4万もあるのでどうあがいても無理。2回目は実際に倒さなければならないが、弱体化したとはいえそれでも使ってくる特技は変わりないので苦戦必至。
マーディラス終了時点でマリベルが抜ける。割とレベルが高い状態ではあったが、それでも封印後に復帰する頃にはかなり見劣りするレベルになっているので、入れ替えが可能になると毎回のように即屋敷に置いて二度と復帰させないのであった。恐らく今回もそうなるはず。


すぐに代わりのメンバーであるアイラを仲間にする。PS版では最初から戦士だったが、3DS版は見た目が変わることがあるからか、戦士★3という中途半端な経験を積みつつ職に就いていない状態で仲間になる。昔はすぐに踊り子もいたにつかせて強力なつるぎのまいを習得したものだったが、職歴技廃止によりつるぎのまいは海賊をマスターするか勇者になるかのどちらか、と大幅に遅くなってしまった。初期装備もユバールの剣は文句なしの高性能だが、防具は踊り子の服を筆頭にメルビン並の貧弱さ。耐性やコストを考えると、あつでのよろい+プラチナシールドがこの時点で最良の組み合わせで、兜は世界ランキング協会のかしこさランキング賞品である黄金のティアラが強力だが、タイミングを見計らったかのようにアイラ加入と同時に優勝に必要なノルマが上がってしまう。この時点でアイラが1位になることはほぼ無理なので、仕方なく余っていた鉄仮面で凌ぐことにした。
同時に職業の調整を行い、ここでようやく主人公が勇者になった。愛用のしんくう波も覚えるのだが、同時に覚えるしゃくねつがかなり強力。丁度しんくう波の威力不足が徐々に見え隠れしてきた頃だったため、ノーコストで130〜140ダメージは大助かりだが、何故勇者が炎を吐けるのかのという理由がさっぱり分からず腑に落ちない。対照的な特技である輝く息は相変わらずギガミュータントをマスターしないと覚えられないため吹雪は吐けない、というのもよく分からない。


この次は聖風の谷。ここも一度黒雲の迷路を通って神殿で神の石を手に入れ、また迷路を通って谷に戻り、フィリアを仲間にしてからまたまた迷路を通って神殿に行く、とやはり往復を強いられる。黒雲の迷路はリレミトを使っても入ってきた入口に戻されるだけなので一々歩いて通らなければならず、通路も狭いため敵にすぐ見つかることも相まってマーディラス以上に面倒。途中のお宝もさっきマーディラスで手に入れたばかりのいかずちの杖がまた出てくるので萎える。
神殿では、神の石を置いた部屋から精霊の像までの通路を壁の向きを変えながら作って像まで通風させなければならない。一見難しそうだが、像側から作っていけば簡単に通路を作ることができた。これで像にまとった黒雲を引っぺがすことが出来るが、代わりに事件の張本人であり超難敵であるヘルクラウダーが降臨。かまいたち+しんくう波で最大200近くのダメージを食らってしまうと魔法使い辺りは即死、バトルマスターですらかなり危なくなってしまう上に、こちらの呪文や切り札・どとうのひつじも効かない。更にバギマラリホーを使う子分・ベビークラウドを大量に呼ぶから始末が悪い。しかしこちらには先ほど覚えたしゃくねつがあるため、これを連発してベビークラウドを蹴散らし、しんくう波もベホマラーで対抗。おかげで誰も死なないまま倒すことができた。