東濃地方

そこまで遠くないのに、微妙に行きにくいことから実に4年も行っていなかったこの地域。4年前と比べるとかなり事情が変わっていた。



東濃鉄道のバスは名鉄バスグループカラーが増殖中。ラインカラーは一時期再導入されていた旧塗装から緑。仕様まで名鉄バスとそっくりだが、車内アナウンスは機械音声ではなく名鉄バス音声合成時代と同じ声。



こちらは北恵那交通の名鉄グループ共通カラー車…なのだが、まるで隠すかのように全面ラッピングされている。



かつて多治見〜新瀬戸間にはJRバスが通っていたが、東濃鉄道に譲渡された今は県境から少し先の「下半田川」で途切れている。店すら全く無い山間の集落で、瀬戸市街方面へは毎週火・木・土のみ運行する市のコミュニティバスが中水野駅に通じているのみ。これを使えば東濃地域〜名古屋間をバスだけで移動することができる。
写真はコミュニティバスの終点・妻之神を通過するバス…なのだが、3ナンバーのキャラバンということでバスというよりジャンボタクシー。



今回名古屋では初めて地域巡回バスを色々利用してみた。コミュニティバスに近い位置づけで、住宅地をくまなく回り駅と駅を結ぶ、或いは循環する路線で、その殆どが住宅地の狭い道を走るため大通りだけでは分からない色々な土地を巡ることができ、また乗客もほぼ100%地元住民なので、ちょっとした世間話も聞こえてくる。写真のエアロミディが主に使われるので、在籍車両のほぼ半分を占めるようになったエルガとブルーリボンIIに飽き飽きしたときに乗ってみるのも面白い。昼間しか運行しないのと、運賃が100円ではなく一般路線と同じ200円なのが玉に瑕。



そしてこちらが中日ビルでのドラゴンズファンによる日本シリーズ応援風景。実質最終日となった第7日はテレビも各社収録に来ており、実際に放映された。