バス停


瀬戸市の下半田川に到着した東濃鉄道バス。元々JR東海バス瀬戸市駅(新瀬戸)~多治見駅で運行していた区間の北半分で、よくある県境手前で終点ではなく県境を越え、下半田川の集落の端まで運行。多治見駅まで15分、大体90分に1便の運行で、瀬戸市の市街地が山を越えたうんと先ということもあり、この辺りは愛知でありながら、愛知の最果てということもあり完全に岐阜寄りの生活圏。狭い谷間にまばらな家が点在する以外は畑だけで、殆ど何もない。撮影したのはほぼ10年前だが、今も全然変わっていない。
南半分は瀬戸市コミュニティバスに代替されたが、ハイエースが毎週火木土だけの運行と、東鉄よりも大幅なスケールダウン。運行日は6往復の運行で、瀬戸市駅に直通するのはその中でも1.5往復のみ。残りは中水野駅の少し先にあるイオンと瀬戸市水野支所までしか行かない。下半田川地区~定光寺駅はフリー乗降制度。中水野駅からは瀬戸市駅方面へ名鉄バスが30分に1便程度運行。愛知・岐阜の県境を今もなおバス乗り継ぎで越えられる、数少ないポイント。