DS版DQ4

本編はクリアしたのでここからは第六章。裏ダンジョンに行く前に移民の町を最終形態に仕上げておいた。PS版から大幅に変更された移民の町は形態もゲーム中に現れる移民も固定化されたため、宿屋に何回も入り直して移民を出現させ、それが特殊形態に関係ない職種ならまたやり直しみたいなめんどくさいことはなくなったが、最終形態にするには五章をクリアしなければならなくなった。しかしすれちがい大使を増やせばクリア前でも最終形態にもっていけるし、大使とすれちがわなければ誰もいない「迎賓館」にも人が配置されるようになる。大使を増やせるチャンスは発売から時間が経っていない今しかない。特にこれは移植作ということで大半のプレイヤーは大体のストーリーを知っているためクリアにも時間を要さない。DS版5が発売されればその影響でプレイヤーが若干増えるかもしれないが、それでも発売から数ヶ月も経っているその時期では今よりも多くない。
この移民の町、FCで発売されたDQ作品のパロディが多数含まれているのも見物。詩人のガライに喋る馬のエド、ドン・モハメからゆきのふ、LoveSong探してまで出てくる。バグ技であるコイン838861枚もネタとして出したのはもはや自虐か*1
やっとこさゴッドサイドの裏ダンジョンへ。ここもPS版とは替えられており、マップから出現する敵までPS版4の前年に発売されそのベースとなった7からのものをほぼそのまま流用したなんとも制作コストを落とした造りだったのが、敵こそそのままだがマップは一新されオリジナル版になった。途中分岐がいくつも造られており、頭を動かさないと取れないような宝箱もあったりと難易度もアップしたように見えるが、PS版にはなかった宿屋やエンカウントしないフロアもPS版よりあるためそこまで難しいという印象はなかった。最奥にはここはPS版と同じで裏ボスのエッグラ・チキーラが待ちかまえている。冗談半分で話しかけたらいきなり戦闘になってしまったが、若干苦戦したものの片付けて世界樹の花を開花させる。スクルトフバーハを使いつつ凍てつく波動やザオラルを使ってくるエッグラを先に倒しておいたのでそれでも少しは楽だった方。防御呪文を使わないと大半の攻撃が素の状態で100ダメージ以上とかなり厳しい。それでも前述の凍てつく波動で消されたり、防御無視ダメージの岩石落としなんかもあるので油断できない。

*1:この時コインの額は4Gのはずなのに40Gと出るが、これはFC版4第二章での値段