撮影写真より


札幌市交通資料館に保存されている地下鉄試験車のホイール。全国で唯一、のちの新交通と同じように車のようなタイヤで走る地下鉄なので、開業前は色々な試験車を作ってかなりの走行実験をこなしていた。
今はタイヤもホイールも専用のものだが、試験車は見た目トラック・バス用そのまま。横に写っているのは給油口と燃料タンクでますますトラックに見える。それこそ一番最初の試験車は廃車バスを改造したものだった。但しタイヤは溝が全く入っておらず、まるでレースで使うスリックタイヤ。路面、というか軌道は常に平らなので別に溝を付ける必要が無い。