熊本→佐世保→長崎→福岡

2日目は熊本よりスタート。1年半前に行ったときに大分を省略した代わりに、今回は佐賀を省略。

路線バスなのに何故か観光バス用のクーラーユニットを搭載した産交バス。同時に導入した同型車の中でもこの1台だけの特徴。

方向幕時代の熊電ノンステップバスは後部方向幕の配置が特殊。


熊本からまず佐世保へ。前回の遠征時には30分しかいられなかったからだが、本当の目的はこれに乗りたかったから。

かつて大阪市営で南港シャトルバス、その廃止後には弁天町と南港を結ぶ44系統・44A系統専用車として活躍した中扉車。大型ハイバックシートに有料道路を走行するということで、当時は路線面・車両面両方においてかなり特徴的だった。06年に15台全車が廃車になり、半数以上が西肥バスに移籍。今回、廃車以来久々に乗車することができた。外装は完全に西肥バスにはなっているものの、車内はほぼ大阪市時代のまま。扉が閉まるときの独特のブザーまでそのままだった。

こちらは佐世保市営にまだ残っていた日野P-HT+西工58MC。でかいバックカメラにメッキバンパーという一昔前の仕様丸出し。


そしてあまり時間がないものの長崎にも寄ってみる。

長崎バスがエルガと並行して入れたブルーリボンIIノンステップ。エルガとブルーリボンIIでヘッドライト上にある死角確認用の窓を取りつけたのは長崎バス京都市バスだけ。


長崎から福岡へは九州急行バス「九州号」。そこそこ距離がある割に1時間に2〜3便という高頻度運行、そして全便広幅1+2列のシートという豪華さ。これが本州ならば多くても1時間に1便、車両は貸切バスと全く同じ仕様というのに…。