滋賀県は琵琶湖大橋東詰にある巨大な観覧車「イーゴス108」の廃墟。元々ここにあった遊園地「びわ湖タワー」の一アトラクションだったもので、びわ湖タワーが閉鎖・廃墟を経てイズミヤとヤマダ電機になって以降も、撤去費用がかかるということで隣にあるバンパーボートと共に廃墟のまま残されている。柵なんかもあまりないので容易に入れるが、内部には不法侵入で逮捕するなどといった脅しの張り紙も。
このイーゴス108、かつて今年の春あたりに運用再開するという動きがあった。この写真を撮影したのが今年の2月、当時はもう雪山や雪が積もった畑をバックに廃墟としての姿を収めることができるのはこれが最後だろうと思い込んでいた。しかし肝心の春を過ぎてもなんの動きもなく、今でもとても動かすつもりとは思えないほど朽ちたまま放置プレイ。結局今シーズンも廃墟の姿のまま雪をかぶることになった。ちなみにこのイーゴスという名もどこかの外国語から採ったのでもなく、単にスゴーイを逆から読んだだけという軽さ。
尚、同じく滋賀県内の遊園地の廃墟としてその筋には有名だった甲賀ファミリーランド跡地も今年で全ての施設が解体・撤去。もしかしたらそのうちここも…。
