本日、画像大量upでナローバンドの方々には閲覧しづらい状況となっておりますことをまずお詫びします。
夜行で東京駅に着いたのが6時前。すぐさま事前にチャージしておいたSuicaで上野へ行き、宇都宮線に乗って宇都宮へ。
宇都宮のバスといえば関東自動車。ノンステップの最新車から様々な出元の中古車、栃ナンバーのボロまで幅広い。
新製車は前後扉。昔は後ろ乗り前降りだったが、バスカード導入の際に乗降とも前扉を使うようになった。
東武系の東野交通。こちらは旧塗装で、希少な三菱+富士重工の組み合わせ。
JRバス関東の路線車も走ってます。アルミホイールを履いたぞろ目のこいつは観光バス用のエンジンを搭載したカスタム仕様。
関東自動車の最近の中古は大阪市営の車両。特徴的なシートもそのままで活躍しているが、特に目立つのがこれ。
大阪市営でもたった1台、全国的にも都バスと熊本市にしかいない日野のフルフラットワンステップ車。元「なにわ22か2441」局番44-2441。これが大阪にいた時代、これを狙って張り込んでいた頃もあったが一度も見かけることもなく廃車、それが中古バス販売サイトを経て数ヶ月前にいすゞのワンステップ車と共に宇都宮にやってきた。そのいすゞの方は大阪時代に乗車も撮影もしたのだが、今回は他のバス乗車中にちらっと見ただけだった。
正午に水戸へ移動。宇都宮から水戸へのアクセスは悪く、一度南下して小山で水戸線に乗り継ぐ必要がある。その水戸線も水戸直通もあれば線内運転の友部止まりの列車も多々ある。何とか直通できんもんかな?
とりあえずその友部で降り、茨城オートというバス会社が運行する水戸駅行きに乗る。車両は昔懐かしの一つ目レインボー、床が木でまさに田舎のバス。最初にそこそこいた客もすぐ近くの病院でみんな降りてしまい、かなり長い間客が自分一人だけだった。ますます田舎路線。因みに時間と運賃は30分500円と読んでいたが、実際は45分630円だった。まあいい線いってるわ。
降り立った水戸駅には主にこれらとJRバスの4社が乗り入れている。どこも宇都宮同様中古の古い車両が多く、関鉄と茨交は大半が中型車。
一番勢力の京成系、関東鉄道のバス部門。この車も比較的新しい方。
第二勢力の茨城交通。ただでさえ少ない大型車の中でも更にレアな自社発注車。
茨城オートのレインボー。この車も全国的にだいぶ少なくなってきた。
水戸から東京へはJRバス・関鉄・茨交の高速バス「みと号」に乗る。JRバスは安い車しか来ないのは目に見えてるのでここは茨交便を選択。そしたら上手い具合にシートがやたらごっついスーパークルーザーがやって来た。どうも貸切転用ではなく乗合車として新造されたらしい。
その後は生まれて初めて乗った京王電車で八王子へ。何度かQMAったのちにネットカフェへ。とりあえずおっさんのいびきがうるさすぎでした。
大雨の翌日、朝から八王子駅で撮影。
大昔の京王のカラーを纏う西東京バス。因みに西東京市には全く行かない。
その子会社多摩バス。分離独立なのに親会社とは全く異なる色で差別化。
一旦風呂に入りに橋本に向かったあと、一気に東の秋葉原へ。いつもCloneでお世話になってるティルピッツさんと初顔合わせ。早速店内対戦だ。
結果は…勝っちゃいました。まあでも賢者同士とかになるとボロ負けやけど。
その後、彼の奢りでお茶したあとに上野のアメ横というところへ。店先で魚とかを安値で売ってる商店街で、大阪でいうところの黒門市場のようなところ。手ぶらで帰すわけにはいかないということで、彼が土産の明太子を買ってくれました。どうもすいません…。
次に向かったのが靖国神社。確か前に来たときの日付が平成17年8月15日、要するに終戦60年のその日。客も警察も多いし当時の兵隊さんみたいな人が喇叭吹いてたし、何よりも右翼同士の煽りあいが強烈だった。今回は喪中ということで手を合わせることは止めておいた。
隣にある遊就館という施設を見学。幕末から第二次大戦についての資料が色々あるのだが、とにかく内容が濃い。兵隊の遺書や人間魚雷、死体から検出された弾丸とか、なんかもうごっつ濃厚。戦死兵隊の遺影集とかなんて強烈すぎ。でも軍服の下がどう見てもジャージしにか見えなかったのは自分だけではないはず。土産物屋も独特で、展示に登場した軍艦や戦車とかのプラモ、特に教育機関では迂闊に使えない特製日の丸ピンバッジ、軍歌のCD、海軍カレーなんてのも売ってた。東郷ビールはないんかい?
場所が場所、ものがものだけに右か左かみたいなのが関わってくるけど、とりあえずミリタリー、特に旧日本軍に興味がある人は行って損はない。あいにく私はこういう軍モノは殆ど分かりませんが…。
因みに帰りの九段下駅には女ばかり大量にたかっていた。どうも武道館でジャニーズのコンサートがあるらしい。チケット下さいというダフ屋頼みの姉ちゃんがようけおりましたわ。
自分は大雨による夜行バスの運行情報の確認*1とOKな場合の乗車券発券を行うため東京駅へ向かう。千葉に戻られるティルピッツさんとは途中の大手町でお別れ。お疲れ様でした。
発券が済んだら今度は吉祥寺。以前行ったときに気になったこのバスを撮りたくてな。そのままQMAやったりバス乗ったりで時間をつぶす。
謎に満ちた都民農園セコニック行き。一体どんなところなんだ?
ついでに撮った改正標準仕様ノンステップ認定制度適合車。関西にはまだ殆ど出回っていないが、東京では各社台数を増やしている。とりあえず吉祥寺駅とその周辺の電飾が綺麗でした。
都バスの最新車であるP代車。前後のエコツムリがいつからかみんくるに変わってる。しかも中にはいくつかモーション違いが存在する。
そのまま色々行ったのちに東京駅に戻り、23時50分発のドリーム静岡・浜松で今度は静岡に向かう。
そして本日、4時半前に静岡駅に放り出された。この時期なので朝というよりまだ夜。しかも駅以外はどこもやってないのにクソ寒い。何とか走行写真が撮れるくらいに明るくなるまで時間をつぶし、撮影へ。
政令指定都市・静岡の路線バスを一手に担うのは、「しずてつジャストライン」という変な名前のバス会社。春からはPiTaPaも使えるようになる。
新塗装は何だか良く分からないデザインだが、旧塗装はシンプル。因みにラッピングバスはフロントは勿論、通気穴やミラーステー、行き先表示周囲まで色を変えてあるので、パッと見どこのバスか分からない。
段々風が強くなってきた。それもそのはず、この時静岡県中部南地方には暴風警報が出ていた。道理で中高生を全く見なかったわけだ。
10時半過ぎ、東名静岡ICからJRバステック「スワローエクスプレス」で名古屋へ向かう。乗車率は静岡を出た時点で残り数席、次の吉田でもう満席になった。
この車両、楽座シートという通常よりも大きめのシートを装備している。座り心地はいいものの、感触が結構堅い。特にヘッドレスト部分が角ばっているので尚更。その他にも間接照明や化粧板、段差のないフラットなフロアやコンセント*2など、車両に金をかけないJRバスにしてはかなり金のかかった仕様になっている。初代いすゞガーラ独特の大きな窓で車外展望も良好。ただ、この時は後の吹雪ですっかり窓が曇ってしまったが。その影響で50キロや80キロの速度制限も出たが、ほぼ定刻で名古屋駅に着いた。
その名駅から今度は20分後に出る京都行きに乗り継ぐ。既に中央道が通行止めになり、名神もどうなるかと危ぶまれたが、何とか速度制限だけで済んだ。それでも定刻より30分遅れ、京都に帰り着いたのが17時。あー長かった。とりあえず靴と靴下がえぐいことになっとりました。