加賀温泉駅。今は北陸本線だが、新幹線が延伸するといしかわ鉄道に移管されるため、JRでいられるのはあと10年も無い。
駅名こそ加賀温泉駅だが、加賀温泉と名乗る温泉そのものはどこにもないのはある種有名。片山津温泉・山代温泉・山中温泉・粟津温泉からなる加賀温泉郷と言った方が正しい。いずれもこの駅からは結構離れているので、駅前は旅館・ホテルの送迎バスがかなりやって来る。
分散していた特急の停車駅を統合させるため、それまで何も無かった作見駅を温泉郷の最寄り駅として改名・発展させたもの。加賀市の代表駅としてはここではなく隣にある大聖寺駅だが、特急は上記停車駅統合に伴い今は殆ど停まらなくなり、駅前も加賀温泉駅に比べるとかなり寂れている。当の加賀温泉駅も平和堂などが入るアビオシティなど店はいくつかあるが、観光スポットはほぼ無い。ホームから見える観音像はB級珍スポットの跡地でありとっくに潰れている。
