8月以降ツアーバスから乗合に転換する事業者は、従来のツアーバス運行業者のうち2割しかないという。殆どが規制緩和後に参入した、金に余裕が無い零細企業ばかりなので、バス停や安全対策など今まで殆ど金を使ってこなかったところに投資しようとなると途端にお手上げ状態になる事業者が多いことがよく分かる。
乗合に移行する業者も、ツアーバス時代と比べ軒並み値上げしている。これまでの低すぎた運賃が異常だったわけで、これくらいの基準が普通。幾ら安くても、賃金も健康状態も全く余裕がない運転の末またあれほどの事故を起こされると元も子もない。