最近閉店したゲーセン

ここ数年で無くなった市内のゲーセンの思い出話。といっても、ゲーセンへはほぼQMA目的でしか行かないのでかなりQMA寄りな内容、なので最初から置いてなかった店はよく知らないのでカット。

スポーツランド北白川

白川通り、造形大と北大路通りの間にあった通称「キタバチ」。バッティングセンターを併設していたのがその名の由来。数少ない深夜営業店で、最新ゲームもさることながら、相撲マシンなど古いヘンテコなゲームも多かった。
11年末で閉店。最後はゲームや椅子から備品、各種機器や訳の分からないガラクタまで店内にあるありとあらゆる物という物全てを売り払っていた。跡地は売却・解体され、現在はスーパーのライフ北白川店。当時の面影は一切無くなった。

下鴨ヒーロータウン

北大路通り、高野橋の西にある高木町バス停前・生協向かいのマンション地下。フウキグループ系列で、マンション内というテナントとは裏腹に深夜もぶっ通しで営業していた。中でも音ゲーQMAは活気があり、自分も割と長いことホームにしていた。ゲームの他にビリヤード場なども併設。
しかしマンション内のテナントで深夜営業というスタイルが警察に見つかり摘発され08年に閉店。1年後に時間制で再開するも設置機器は大幅に入れ替わり、音ゲーは復活したもののQMAは最後まで置かれることなく再開から半年後に再閉店、これ以降フウキグループは崩壊への一途を辿ることになる。跡地はしばらく放置されたあとAV屋「大文字書店」となるも数年でだめになり、現在は何やら怪しいオークション会場となっているようだが詳細不明。

ゴールド同志社

烏丸今出川北入る。同志社大向かいということで学生が多く集まる店だったが、外観や店内の狭さなどがどう考えても元からゲーセンだったとは思えず、元々喫茶店か或いは普通の家だったのではないのだろうか。階段を上ったり2階を歩くたびによく軋む音がしたのだが、そのたびに果たして2階は機器類の重さに耐えられるのだろうかとよく思った。いつ床が抜けてもおかしくなかったのかもしれない。
11年末に閉店、のちに内外装を大幅に改装、軋んだ階段も撤去され携帯・スマホ向けのアクセサリーショップになったが、どうやらこちらももう閉めた模様。以前は銀閣寺道西にも系列店が存在した。

ドラゴン

千本丸太町上る。かなり狭かった覚えがあり、故にあまり行ったことが無かった。すぐ近くにここよりも遙かに充実しているサープラがあったのも大きい。
10年頃に少し北の千本中立売下るに移転、その際に屋号をウィル千中店に改名。ドラゴン跡地はしばらく売りに出されたあと現在はバイク屋。ゲーセンには狭すぎたが、バイク屋にするくらいなら十分な広さ。

西院コットンクラブ

西大路四条下る・フウキグループ系列。どちらかといえばゲーセンよりもカラオケ屋がメインであり、看板にもカラオケの方が大書きされていた。音ゲーメインだったゲーセンエリアはかなりごちゃごちゃしていたので汚い印象があった。
10年にカラオケ屋ごと閉店・改装され、現在はコンビニのサークルK。ゲーセン時代の汚さは完全に払拭された。

山科スーパーヒーロー

山科駅の西、旧東海道沿い・フウキ系列。貴重な山科地域のゲーセンで、この店亡き今は1号線沿いにあるMKボウルくらいしかなくなった。ここはフウキの本社所在地で、その本社ビルの1階に構えていた。コンビニ程度の広さに多くの格ゲーが置いてあった。
11年4月に閉店。フウキの本社があったにも関わらずビルは解体され、見事に更地になってしまった。現在本社機能は大阪・南茨木のエルロフトに移転した模様。