すっかりほったらかしにしていたこのシリーズの続き。かなりひなびた区間ではあるのだが、その割に珍しく殆どの区間で今もバス路線が残っている。いずれもこのエリアを地盤としている中堅バス会社・石見交通が運行。
斜体は直近にバス停がない交差点。このエリアはバイパスが出来ても元の道は県道などに格下げされず9号線のままなので、バス路線についても旧道区間はほぼ無く全区間が現役の9号線。
石見交通最東端の路線で、僅かとはいえ唯一出雲市に乗り入れる路線。数年前までは出雲市駅まで乗り入れる長大路線だった。
富山地区では出雲市の多伎循環バスで小田方面に乗り継ぐことが可能。但しこの路線は平日に4往復しかない。
バス路線はいずれも横道から大田市街地に向かうため、丁度市街地を避けるようなルートになっているこの区間には路線がない。
石見交通の9号線ロングラン路線・その1。バス停だと大田バスセンター〜江津市役所前間。温泉津駅に向かうため途中寄り道する区間あり。1日4往復のみの運行。
石見交通の9号線ロングラン路線・その2。沿線には水族館アクアスがある。路線自体は40分間隔とこの地方にしては異様なほど便数が多く、浜田市街地を抜け周布地区まで向かう。
丁度浜田駅の裏に当たる。こういう書き方にしたものの、この路線は片回りしかないため、実際は長沢方面への片道しか路線がない。
石見交通の9号線ロングラン路線・その3。バス停だと田町〜今市間。この路線も2〜3時間に1便と少ないが、海岸を通る区間が多々あるため、その都度日本海の眺望を楽しむことができる。
バス停だと新大橋〜益田駅間。乙吉町付近に日赤病院があるため、大半の路線は9号線から離れてしまう区間。西半分の中吉田町交差点〜栄町交差点間では、上記の浜田益田線などが再び9号線に戻る。
石見交通の9号線ロングラン路線・その4。バス停だと益田駅〜耕田間。このあたりから9号線は山間部に入っていくが、そこまできつい道はあまりない。当路線は途中頻繁に旧道に入るため、一部バス停2〜3つ分程度現道を通らない区間があるが、ここでは省略。
- 耕田(津和野町)〜わたや山荘前(津和野町):約2.5km
- 路線なし
上記の石見交通は旧道らしき狭い道に入るため、トンネルを挟むこの区間には路線なし。実際にバスが通らないのは1.5km程度しかないが、交差点名もなく分かりにくいのでバス停間にした。
県境を越え山口県の萩方面に向かう長距離路線。「快速」と付いているものの、特に通過する停留所があるわけではないので、どこが快速なのかはよく分からない。かつては9号線を直進し山口市街地や湯田温泉まで直通する路線もあった。