撮影写真より



もう誰かがやっただろうけど、何となくなってみたかった初代エアロバスの背比べ。ちなみに同一事業者(しずてつジャストライン)。
上の写真が標準床仕様で、下がハイデッカー仕様。横からではよく分からないが、前から見ると明らかにフロントガラスの高さに違いがある。ハイデッカーに見慣れてると、標準床のぺったんこさにかなりの違和感を覚える。
ハイデッカーが貸切から高速まで大量に生産されたのに対し、標準床はほとんどが送迎などの自家用で作られたため元々数が少ない。更にこのように緑ナンバーをつけた車両は中々なく、初代エアロバスのように古いモデルだと既に希少車の域。この車両も86年製で、撮影当時でも車齢20年を超えていた古参車(ちなみに下も91年式と古い)。
撮影当時この2台が就いていた路線も現時点では変化があり、上が使われていた静岡井川線は途中の狭隘区間と3時間以上にも及ぶ長距離路線で名をはせていたが、遂に今月末で全線が廃止。下の特急静岡御前崎線は、途中で東名高速を使う準高速バス的な位置づけだったが、後に途中の牧之原市の相良営業所止まりになって特急静岡相良線に名称変更。御前崎方面は一般路線バスに分離された。
実はこの2台、長さも違う。下が一般的な12mに対し、上は11.2mと大体席1列ちょっとほど短い。大きさ的には路線バスにほぼ近づけた仕様。