東武西新井駅から1駅だけ延びる支線の先にある大師前駅は、改札業務を全て西新井駅で行う特殊システムのため、この駅自体には券売機も改札機も無く、当然無人駅なので入退場は自由に行える。
大師前行きの場合は、西新井の乗換改札=事実上の出場口を通過した時点で精算&切符回収になり、西新井行きだと何もしないまま3階ホームから電車に乗り、数分後に到着する西新井の改札を通過した時点で初めて入場となる。切符の場合は改札横に大師前発専用の券売機がある。
今はほぼローカル線である大師線も、計画段階では本線系統と東上線を繋ぐ重要なポジションにあった。延伸していれば、明らかにもう1線分の線路が敷けるスペースがある大師前ホームも2線で活用されていたであろう。