SV・その57

DLC後編・藍の円盤が配信開始。公式ページの紹介を見る限り、明らかに前編よりもボリュームが多い。バランスが偏りすぎてないかとも思えてくるくらい。





アップデート後初めて起動すると、前編同様やはり電話が入る。今回の相手は校長で、校長室に直接来いと言われるが、実際はアカデミーに入って即、ブルーベリー学園の校長が現れて今回の交換留学の説明がされる。



エントランス前では、何人かがポケモンと連れ歩いているが、ここにいるキレイハナ・タマタマ・アチャモはいずれも今回新たに追加された種類。ようは彼らも解禁ですよということ。



先に進むといきなり戦闘、しかもここで主流というダブルバトル。以降のトレーナー戦も毎回ダブルバトルが強いられる。SVでのダブルバトルは、シナリオ中は元々フリッジジムのみと、ナンバリングでは異例なほど極端に少なかったため、逆にその反動でダブルをフィーチャーしていると思われる。ダブルバトルはいわゆる勝ち抜きルールが強制的に適用されることもあり、藍の円盤の難易度は過去一の高難度という声も多い。戦闘後、コーディネートがブルーベリー学園の制服一式に強制的に着替えさせられる。

対戦相手で、しばらく案内してくれる四天王「タロ」はイッシュのあるジムリーダーの娘というプチ情報も聞かされ、ここからイッシュ関連がちょくちょく出てきてBWとのつながりを示唆してくる。例えば戦闘BGMはBWで使われた曲のアレンジ版で、次のテラリウムドームもどこか懐かしい旋律の曲。海外の先行プレイにより、ブルーベリー学園はイッシュ地方にあることが確定しているが、かといって万一これをBWリメイクの代わりなどと言い出すと、全世界から顰蹙を買うことになるだろう。





続いてテラリウムドームに移動し、本格的にゲームが始まる。サバンナエリアにはまたもサザレがいるが、例によって図鑑を埋めないと相手にしてもらえない。ブルーベリー図鑑は、パルデア・キタカミの図鑑を埋めた段階では100種類にすら満たず、しかもブルーベリー図鑑はキタカミの200種より更に多い250種近く。





ここで一旦エントランスに戻ると、パルデアのアカデミー同様、ブルーベリー学園内の施設に入れる。購買部では、『ブルーベリーポイント』なる名称で今回から復活のBPでないと買えないため、来てすぐでは何も出来ない。一部商品はパルデアでも現金で買えるが、技マシンの他、今作でも非売品だった「げんきのかたまり」・PP回復アイテムとも交換可能。地味に「ふくごうきんぞく」なる新アイテムも混じる。



食堂もBPのみの対応。しかし、これまではサンドイッチ限定だった二つ名パワー・かがやきパワーがレベル1のみだが発動できるようになり、更に全メニューともサンドイッチでも不可能な全タイプ対応のパワーを付けられる。





この東屋のような場所で授業が行われ、それぞれ来訪すると以降飛んで来れるようになる。課題としてアローラのリージョンフォームを捕まえてくることを命じられる。このコーストエリアはやたらとサンムーン色が強く、挨拶は基本アローラ、出てくる種類はサンムーンで初登場した第7世代多め。



捕まえてくるとオリエンテーションは終了。BPは、ブルレクなるミッションをこなすことで稼ぐことになる。右ボタンを押すと出てくる通知画面から確認可能で、一つクリアすると次のミッションが即座に出題される。





各エリア境界は、地図上では区切られているように見えるが、実際はブロックが積んであるだけなので普通に行き来可能。1フロアだけでも十分なのに、これが4エリアもあるためキタカミよりも相当広い。



代名詞の突進を決めてくるケンタロス。猛スピードにつき見つかると回避はほぼ不可能。



蟻地獄のような砂のすり鉢の底には、セオリー通りナックラーが潜む。全然姿は隠れていないが、生態を感じられるシンボルエンカウントならではの演出。




新機能のシンクロマシン。Lボタンを押しながらRボタンを押すことで、先頭のポケモンを操作することが出来る。といっても、出来るのはモーション披露以外はアイテムの回収と、レッツゴーの要領で敵を倒すことだけ。走れないので動きはもっさりだし、喋れる設定は無いため人に話しかけたり装置を使うことも出来ず、ジャンプも出来ないので段差も越えられず、水に入れない種類は入った瞬間にシンクロが解除される。ZRボタンを押すと、謎のマリル型巨大ビーチボールが出現。
ゲームを進める上での手段としては微妙だが、1種類ごとに歩き方動き方が全然違うため、生態研究の手段としては非常に興味深い。尚、シンクロ中の主人公は、この画像の通りずっと目を強く瞑り、何かを念じているような姿勢になる。



テラリウムドームもまた、全域でキタカミ同様アイテムのキラキラが大量にある。そもそもブルレクでアイテムを拾えというミッションがあるため、嫌でも拾いまくる必要がある。
尚、同一アイテムを999個持っていると、拾っても何のメッセージも出ないまま消える。アイテムボールの場合だとキラキラでは拾えないアイテムがそのまま消滅してしまう厄介な仕様。