撮影写真より


松江市営バスエアロミディ。前扉を見ての通りワンステップとなっているが、この90年代の中型ワンステップは末期を除いて大型と違い、殆どツーステップと見分けがつかない。というのも、当時のワンステップは中扉周辺と前半分の通路を下げただけのお手軽仕様で、車高や窓の高さはそのまま。タイヤサイズの扁平率も上がっているが、これも大型ほど差がないので見分けがつきにくい。この頃は西工が今のような前半分全体を下げたワンステップを手掛けていた。
更にこれはレアな短尺仕様(KC-MK219F)。しかしあまり余命いくばくもない状況で、同期の大型ノンステップも既にいなくなっており、こちらもあと数年で廃車と思われる。