SV・その1

本日発売。しばらくレジを眺めていたが、比率は僅かにバイオレットの方が多いような気がする。1割ないかくらいは両方(=ダブルパック)買っていた。アルセウス同様、買うとポケモンカードのプロモカードが付いてきたが、カードの方は全く分からないので今回もそのうち売る。アルセウスのカードは300~400円ほどで売れたので今回もそのくらいだろう。
パッケージ版限定で、同封の配信ピカチュウのチラシにタイプ相性表が載っているので有難く活用。予告通り最初に先ずアップデートがあるのですぐにはプレイ出来ない。



最初はキャラメイク。今作は初めて最初の段階で髪型と色、顔のパーツが変えられるようになった。髪型は男女共通であり、登場人物同様にジェンダーレスキャラに仕上げることが可能…というかそもそも主人公には性別の概念が無い。最初の8タイプは肌の色以外はあくまでテンプレートで、右が女で左が男というわけではない。

顔の設定項目は非常に多岐にわたり、何故かほくろやそばかすの有無まで設定できる。



プロローグが終わると行動出来るようになる。恒例の部屋のゲームは有機EL版Switch。屋内でも右スティックで視点を変えられるが、変更幅はあまり広くない。この段階ではコマンドも設定かレポートしかない。オートセーブの「おまかせレポート」も剣盾に続いて続投だが、フリーズが多いということなので厳選時以外はオン推奨。

1階はテレビを見ると視野が変わり、そのまま左に進むと主人公が画面外に出てしまう不具合あり。



スマホロトムを受け取り、外に出ると早速御三家選択。但しいつもと違い、ここでは選べずしばらく付いてくる。ようはアピール。のちの選択時もそうだが、はっきり言ってあざとい。



スマホロトムは、スマホだけにカメラが付いており、無駄にエフェクトが充実、自撮りも可。こちらは今作のアイテムボールで、えらく派手なオーラが出ているので見つけやすい。しかしいつものSEは鳴らなくなってしまった。スピードアップにはなったが、初代から続いてきた伝統が失われたことになる。

アイテムは今作も初入手時に説明が入る。アイコンは剣盾でもドット絵が残っていたが、SVでとうとうイラストに変わった。



町の看板は名前が書いてあるだけで説明がないため、補填のためにまさかの「ここは〇〇の町ですキャラ」がこの時代に登場。その奥にいるのは恒例・科学の力の人。今回はマルチプレイで驚いている。



ライバルポジションのキャラ・ネモの家に着いたところでようやく御三家選択・兼厳選セーブポイント。クワッスは物理主体ということで、いじっぱりorようきにターゲットを絞る。今作は選択後は会話のみで、バトルは挟まないため比較的簡単。尚、ネモはホゲータを選択したため、今作もこちらが有利になるタイプを選んでくれる模様。

いつもは貰った御三家が最初から覚えている技は2つだけだったが、クワッスは攻撃技が2つになり計3つ覚えている。技思い出し・技忘れはアルセウスに引き続きコマンドから実行可、更にボックスも最初からポケモン画面で選択可。個人的にはこっちの方が科学の力ってすげーと言いたくなる。



水上は、大体膝上辺りまでは入れるが、それより深くなると”あわてて水の中から上がった”というダイアログが出て戻される。アルセウスが溺れたのちダメージだったのに比べると良心的。
今作は異例の操作ボタン配置だったアルセウスと違い、剣盾と同じ一般的な操作ボタン配置に戻っており、アルセウスの癖でついローリングしようとしてしまう。勿論今作にローリングアクションは無く、あくまでもジャンルは普通のRPGということもあり、移動中のアクション要素はしゃがみスライディングくらいしかない(アルセウスアクションRPG)。



ネモとの初バトル。よほどこちらから攻撃しない限り負けることはない。倒すとママから餞別が貰えるが、今作は現金ではなくキズぐすり5個。その後捕獲デモンストレーションがあり、合計でモンスターボールが15個貰えるが、この前後の道中でもかなり拾えることもあり、例によって余りそう。



「コサジの小道」で野生との戦闘が始まる。従来でいう1番道路に相当するが、オープンワールド化に伴い大幅に広くなった。オープンワールドを標榜するだけに、剣盾では叢で残っていたランダムエンカウントが廃止され、完全シンボルエンカウントに移行。出現するのは、新種では豚のグルトン(ノーマル)・蜘蛛のタマンチュラ(虫)・帯電小動物枠のパモ(電気)、在来種ではヤヤコマハネッココフキムシ。この段階では目の前に立っても別に襲ってこない。今作の戦闘もアルセウス同様、画面切り替わりが無いシームレス仕様で、戦闘中も常に視点変更は可能だが、主人公の移動は出来なくなった。



途中で早くも伝説出現。サンドイッチで餌付けすることで仲間になる。最初から敵意は無く、手持ちとは別枠の戦闘非参加NPCという、これまでにないパターンで同行することになる。純戦闘民族だったサンムーン以前の伝説とは大違い。



一度リセットして出てくるタイトル画面はアルセウス同様、ゲームフリークロゴからの、物音が聞こえる一枚絵だけという非常にシンプルなもの。どうやら今後は派手なムービーではなくこの路線でいくらしい。