SV・その2


南1番エリアからトレーナーが配備される。但し今作のトレーナーは、話しかけないと戦闘にならない。曰く、目を合わせただけでは分からないからと。随分難易度が下がったが、オープンワールド化に伴い、倒さないと通れない箇所というのが屋外ではほぼ無くなったことも影響していると思われる。



見つかると襲ってくる初の敵シンボルが「カラミンゴ」。フラミンゴのくせに格闘タイプが付いているので普通に蹴ってくる。これが結構強いので、早速パーティ入りを検討。勿論適当に捕まえて終わりとはせず性格&特性厳選。
分類は「シンクロポケモン」だが、特性はシンクロではなく、混乱時のみ回避率が上がる「ちどりあし」・ノーマル格闘技が常時ゴーストに当たるようになる「きもったま」。どちらが強力かは言うまでもない。但し金稼ぎの手段が限られるこの段階での厳選は結構高難度。多少の妥協は必要で、性格は無補正か、攻撃・素早さが上がってどちらも下がらない性格が最低ライン。それか、カラミンゴはかなり出現範囲が広いため後半で取り換えてもいい。
尚、カラミンゴは強いだけに経験値も同レベル帯の他種に比べて異様に多い。



もう一人の主力・配信ピカチュウを受け取る。こちらは厳選不可なので素直に受け入れるしかない。気になる性格はここで出た「いじっぱり」。いきなり方針が物理アタッカーに決まってしまった。必然的に専用技・ボルテッカーの使い手となるが、この技はレベルアップでは覚えられない。サンムーン・USUM・アルセウスでは教え技で簡単に覚えられたが、剣盾ではXY以前同様遺伝のみだったため、SVではどうなるか。
尚、鳴き声はアルセウスに引き続き懐かしの電子音となっている。アルセウスは明確に過去の話だったため辻褄が合ったが、今のところ過去であることを匂わせてはいないSVでも電子音を採用した理由が気になる。確かに他種と比べて浮いてはいたが。



南1番エリアにはラルトスも出る。が、相変わらずかなりピンポイントな箇所にごく低確率でしか出ない。トレース役は野生厳選で便利なので持っていて損はない。



左スティックを素早く回すと主人公が回る恒例の特殊アクション。剣盾ではマホイップの進化要件だったが、現段階では途中でよろけてしまう。のちに回れるようになるのか、或いはそもそもマホイップはSVでは欠席なのか。



アルセウス同様、敵シンボルはしゃがんで近付いた上で、背後からZRボタンを押すと先制攻撃が可能。アルセウスのように狙わなくても勝手に当たるが、一方で身を隠す叢は無いため、どこで見つかるかの見当がつきにくい。



至る所に出てくる徒歩コレクレー。チェックするとコインを残して消える。カンストさせて箱に進化する際に使用するようだが、GOはする気がないので個人的にあまり関係ない。



今作の面倒な点。ポケモン選択・バッグ・設定・レポート・通信に加え、ボックスもコマンド画面から選べるようになった反面、図鑑・マップ・プロフィールはスマホロトムのアプリに移行したため、コマンド画面から選択出来なくなった。呼び出し方も分かりにくく、Xボタンでアプリ選択なのだが、しょっちゅうキャンセルのYボタンを押して閉じてしまう。しかも『スマホロトムと言いつつ、マップ含めタッチには非対応で全てボタン操作。剣盾までの、アイコンを採用したコマンド画面の方が分かりやすかった。