広い岐阜市内に全19地区で運行されており、コミュニティバス全体のブランド名として「ぎふっこバス」という愛称が存在するが、実際は各地区ごとに更に愛称が付いている。
全路線とも循環タイプで、各地区で1~3路線を運行。各地区とも車両は1台だけで賄っているので、ルートが多いほど各々の便数は減る。一部は隣接する地区同士での乗り継ぎも可能な一方、コミバス同士ではどことも繋がっていない地区もある。拠点停留所は駅になっている地区もあるが、岐阜市は'05年の名鉄岐阜市内線の廃線以降、市域では南の方になる岐阜駅より北側から鉄道が消滅したこともあり、スーパーを拠点にしている地区も多い。
回数券・一日券は全地区共通利用となっており、1乗車100円も全地区共通。しかし運行日は異なり、毎日運行する地区・日祝は運休する地区・土日祝運休で平日しか運行しない地区が混在している。
運行は全路線とも、地元でタクシーと観光バスを運行する日本タクシー(日タクバス)が担当。車両は多くの地区で日タクバスの観光バスと同じ黄色のポンチョを使用。各地区ごとにスポンサーが付いており、まるでプロスポーツのユニフォームの如く、車体に広告が色々貼ってある。
岐阜バスとは特に関係はないが、岐阜バス以外では唯一、同社のICカード・アユカが使用可能。但しアユカは1年後に廃止が決まっているものの、コミバスでの処遇は未定。日タクは子会社の北港観光バスも大阪で路線バスを運行しているが、こちらはICカードは一切導入していない。