飛騨地域編。記事を分割したのは、単純に更新する時間がなかったから。
高岡駅から砺波市・南砺市を通り白川郷に向かう長大路線。県境が入り組んでいる区間を通るため、途中で7回県境を跨ぐ。乗り通すとなれば非常に長距離だが、病院から合掌造集落まで様々な沿線風景が楽しめる。今まで数え切れないほどのバス路線に乗ってきたが、これは特におすすめしたい路線。
平湯温泉・高山駅と富山駅を結ぶ特急バス2路線。神岡〜富山間はどちらも同じルート(国道41号線経由)で運行するが、同区間のうち濃飛バスの方は地鉄に比べ一部の停留所に停まらない(平湯〜神岡〜猪谷間は各停留所に停車)。逆に地鉄は高山〜神岡間は飛騨市役所前にしか停まらない。車両はどちらの路線も一応専用車だが、自家用の送迎バスあたりの中古であろう安っぽい中型トップドア車。
富山方面行き特急バス同様、こちらも県境を越えるものの、こちらは越えてすぐの猪谷で引き返す。路線自体は、ただでさえ広い飛騨市内をほぼ1周するため、1周当たりの所要時間は4時間20分、距離にして130kmと1路線としては日本一の規模を誇るコミバス。これのように山間部が多いとコミバスでも距離制運賃を適用している路線も多い中、この路線は1周しても運賃は100円と超太っ腹。
北アルプスを縦断する2路線。上高地は環境保護のために車の乗り入れは禁止、乗り入れが許可されているバスもハイブリッド車を多数投入してエコに貢献。松本線は高速バスと同じ車両が使われ、特急バスというだけに停車バス停も限られてはいるものの、メインルートとなる国道158号線は松本市近郊を除き終始山道が続く。尚、上高地線の方は冬場は運休。