関西の磁気バス回数カード・2018

今も関西エリアで残る磁気の回数バスカードスルッとKANSAIが廃止された1月で自社内・グループ内で使えるハウスカードもまとめて廃止になった事業者が多いが、それでもなお生き残ったカードがまだこれだけある。
この他にも、乗り放題タイプではまだ磁気が割と使われており、特殊な例では南海バスは一般用の回数券・回数カードはIC化されたが、子供用のみ磁気のままで残っている。

  • 京都市バス
    • トラフィカ京カード…市バス・地下鉄共通。1000円(1100円分)・3000円(3300円分)。乗り継ぎ割引もあり。スルッとKANSAI無きあとも、定期的に新しい図柄が出る。
    • 市バス専用回数券カード…市バス専用+乗り継ぎ割引が無い代わりに、2000円(2250円分)と京カードより割引率が高い。図柄のバスは今年廃車になったが、特に変えられず継続使用。
  • 近鉄バス
    • 回数カード…2000円(2200円分)・4000円(4400円分)。一般路線のみ利用可。乗り継ぎ割引は無い。
  • 大阪シティバス
    • 回数カード…3000円(3300円分)。民営化後も引き続き地下鉄・バスとの共通利用や乗り継ぎ割引もそのまま。但し民営化前から運行している住之江公園USJIKEAバスではICカード共々不可。
  • 阪神バス(尼崎市内線)・尼崎交通事業振興
    • 回数カード…2100円(2310円分)・4200円(4610円分)・5000円(6090円分)。旧尼崎市営バスの路線でのみ利用可。全線210円均一のため、販売額・利用額とも中途半端な額。昼間カード共々乗り継ぎ割引あり。
    • 昼間時間帯特別回数カード…2000円(2730円分)。9時〜17時に乗車した場合のみ有効。対象路線はフロントに「ひまわり」という札がある。
  • 神戸市バス・神戸交通振興(シティーループ除く)
    • NEW Uラインカード…1000円・3000円(3200円分)。市バス・地下鉄共通。1000円カードはプレミアム額が無い。乗り継ぎ割引は市バス⇔地下鉄の場合のみ。--市バス専用カード…1000円(1100円分)・2000円(2200円分)。市バスしか使えない代わりに1000円カードでもプレミアム額あり。乗り継ぎ割引は無い。他社共同運行路線は、昼間割引カード含め自社磁気カードが無い神姫バス含め共通利用可(NEW Uラインカードは不可)。
    • 市バス昼間専用カード…1000円(1300円分)・2000円(2600円分)。降車が9時半〜16時の場合のみ利用可。
  • 山陽バス
    • 山陽バスカード…1000円(1100円分)・2000円(2200円分)・4000円(4600円分)。乗り継ぎ割引は無い。神戸市バスでは共同運行路線以外でも、垂水区内では共通利用可。
    • 山陽バスカード昼間専用…1000円(1300円分)・2000円(2600円分)。降車時間が9時半から16時まで有効。
  • 和歌山バス和歌山バス那賀
    • バスカード…2000円(2200円分)・5000円(5500円分)。どちらも共通利用可・乗り継ぎ割引無し。両社ともICカード非対応のため、現在も磁気カードが主力。
    • 昼間バスカード…2000円(2300円分)。降車時間が10時から16時まで有効。他社に比べて時間が短い割に割引額も渋い。
  • 南海りんかんバス