DQ11・その9

メダル女学園。メダルの景品を貰うには、中心の家にいる校長に話しかけることで交換出来る。家の隣にある大樹の根っこをチェックすると、これまでのイベントシーンが2D・3Dどちらでも視聴可能。見ていない方のモードでもこれで鑑賞出来るが、装備による仲間の服装は当時のもの・現在の装備とも適用されず、標準の服装になる。食堂の生徒からは、9のエルシオン学園リスペクトの『フフィーッ!』が飛び出す。今後この「食堂の守り人」的ポジションは引き継がれていくのだろうか。



メダルではやぶさの剣が手に入ったことで、装備を見直す。どこかでキラーピアスも手に入れており、ツメ類は自動的に連続攻撃が出来ることもあり、これで4人全員が連続攻撃が可能になる。それまでの武器と比較テストをしてみたら、やはりというかダメージが倍に。早速乗り換え、はやぶさ・ピアスも打ち直しで更に強化。これにカミュのブーメランと合わせることで、敵が2〜3体までなら呪文無しでも1ターンで片付けられるようになった。防具も所持レシピノートを参考に作れるものはどんどん作っていく。
しかも攻略の順番を間違えており、正式はプチャラオ村よりもメダ女東の「怪鳥の幽谷」が先だった。連続攻撃パーティでかなり戦闘がサクサク進み、ボスの「ごくらくちょう」戦はたった3ターンで終了。道理で壁画の敵が強かったはず。



次はようやく外観だけ行けたクレイモラン。鍵があるので城下町に侵入可能だが、全て凍結しており殆ど何も出来ず。唯一生き残った姫の話を聞いて、呪いをかけた魔女がいるミルレアンの森へ。恒例の氷のダンジョンであり、氷エリアは3Dモードだと滑りやすいだけだが、2Dモードではぶつかるまでずっと滑る。2Dモードでは氷上のみシンボルエンカウントとなっており、滑らずにうろつく敵シンボルとぶつかるとオークキング3体と戦闘になる。奥で魔獣ムンババを倒したが、案の定それだけでは終わらない。今度はうんと東にある古代図書館に行くことに。
図書館といえど、一応は今作ようやく初登場の塔。当然敵も出るのだが、普通に本棚が多くあるのでダンジョンでの本棚チェックという、今までなかったような行動をとることになる。塔だけに仕掛けがあり、クリスタルをチェックすると同じ色の本棚が出たり消えたりする。この明滅を上手くつかいこなして攻略していく。
最終的には、城下町で姫に化けていた魔女本人と対戦。やはりというか吹雪などの氷属性の攻撃を多用してくる。倒すと一度魔導書に封印されたもののまた姫に化け、最終的には罪滅ぼしのために姫と協力していくという、憎めないキャラで終わる。これまた珍しいパターン。



クレイモランをクリアしたら、順番通りに進めたらオーブが全て揃う。クレイモランからかなり遠いが、ドラゴンが凍っている池や山を越え、姉妹の地元・聖地ラムダへ。といってもオーブが揃っている場合だとここも通過点にしかならず、神殿の奥が通れるようになるので今度は始祖の森に向かう。聖地繋がりでBGMは8の聖地ゴルドと同じ曲。始祖の森に行ける段階になると、健康づくりのために始祖汁を飲むから原料の始祖の葉を取ってきてくれ、という訳の分からないクエストを投げかけるじいさんもいる。
始祖の森もラムダからかなり遠いが、定期的にキャンプポイントがあるのであまり苦労しない。周辺ではあの5の封印の洞窟の恐怖・レッド&ブルーイーターが出てくるが、回復ポイントもあるしそもそも外なのでそんなに恐怖ではない。一番奥でオーブを捧げると、かつて虹のしずくを使った時と全く同じように虹が出現して大樹に渡れるようになる。大樹のコアにある勇者の剣を手にとって…といったところで、追跡していたホメロス将軍の不意打ち。しかし全くダメージを受けないので、これはイベント戦闘と判断し防御でやり過ごす。読みの通り3ターンほどで終了。
今度は更に後ろにいたグレイグ将軍と王が登場するも、ホメロス将軍と王がグルだったことも知らないグレイグ将軍はあっさり倒され、王に扮していたウルノーガがゲーム中に初めてその姿を現す。主人公から勇者の力を吸い取り、自分で剣を手に入れた結果、世界を手中に収め恐怖に陥れる。この時ばかりは、2Dモードでもオープニング以来となるPS4版準拠の高画質ムービーで話が進む。ここからストーリーはまたまた急展開を迎える。



気がつくと海底王国。何ヶ月も経っていたようで、魔王の目からかくまうために女王により魚になっていた。これで人魚と半魚人以外の生物と会話が出来る様になり、泳げるので初訪問時では行けなかった場所にも行ける。奥で変わり果てた地上世界をモニタリングし、女王から激励を受けて魔王に襲撃される直前に海底王国脱出。釣り餌に引っかかる形で地上に戻る。釣りをしていたオッサンは、元銀行員ということで話しかけると何故かゴールド銀行に早変わり。イメージを崩さないよう、ちゃんと口調が若干くだけている。
ここからは久しぶりの主人公単独ミッション。仲間が持っていた武具・アイテムは全て袋に押し込まれている。敵は名前に強が付いた強化版が出てくるが、はやぶさの剣の連続攻撃があれば大体1回で済む。教会ではスキルリセットが解禁になり、1ポイント20Gでポイントを元に戻せる。100ポイント消す場合だと2000Gで、安くはないが高くもない。
イシの村改め最後の砦ではかつての一部の住民が生きており、序盤以来の再会。宝箱は以前の状態のままだが、樽は新たに設置されたものが多く、回復アイテムや一部小さなメダルも入っている。途中敵軍の襲撃に遭うが、何故かこちらの先制攻撃ばかり。ボスもいるが、既にレベル40を超えた身にはちっとも強くない。
その後はNPC扱いのグレイグ将軍と共に砦を後にし、裏からデルカダールに潜入することになる。将軍は例によって足はあまり速くないが、運良く仁王立ちをすれば実質ノーダメージになるのですこぶる有利になる。ベホイミも持っているので回復も兼任出来る。