DQ8・その5

ここで少し装備を調える。ククールの初期装備は標準の姿そのままで、レイピアに騎士団の制服と例の指輪のみで盾すら装備していない。専用の盾として「騎士団の盾」が存在するが初期装備からは外れており、少し後になって行くことになる「願いの丘」の道中の宝箱から唐突に出てくる。最初に盾を持っていないのは他の騎士団員が誰も盾を持っていない部分と合わせるためか。
帽子は錬金で作る。そこそこ能力が高い「はねぼうし」は非売品だが、キメラ+皮の帽子という超低コストで作れる上に全員が装備出来るお手軽な帽子。更に、たまたまアルミラージが落としていた「うさぎのしっぽ」とゼシカ初期装備に入っていた「ヘアバンド」を錬金すると、つけ耳なのにやたら守備力が高い「うさみみバンド」が作れた。武器もついでに、余っていた「皮のムチ」と「うろこの盾」で「ヘビ皮のムチ」も作る。その割にゼシカの服は未だに普段着のまま、そろそろ他の仲間よりもダメージ幅が大きくなってきた。




修道院クリア後は、仲間が増えたことによりかなり自由度が上がる。レベルも上げすぎたのか、もう大抵の敵は見つけられても逃げるようになってしまったが、既にだいぶ弱くなったアルミラージは未だに追いかけてくるので基準は謎。フィールド上の宝箱も、盗賊の鍵を手に入れてまだそんなに経っていないが、早くも魔法の鍵が無いと開かない宝箱が多くなってきて段々使えなくなってきた。魔法の鍵は錬金では作れないので、おとなしく所在地であるトロデーン城で手に入れるしかない。



本来なら次はアスカンタ城だが、この大陸は橋や関所が塞がれていないので、更に先のバトルロード・パルミドゲルダアジト・剣士像の洞窟まで行けるが、どれも修道院からはかなり遠い。又先回りしてもストーリーには全く進展は無い。
例えば、バトルロードでは内部に入れないが、屋上にいるモリーからスカウトメモが手に入り、ここに記された3体をスカウトしなければ利用が解禁されないが、うち1体がまだ行けないトロデーン城周辺にいるのでバトルロード解禁と内部への立入は不可、この間バトルロードのルーラでの行先は、そのままずばり「モリーの所」として登録される。
パルミドは一応入れるものの特にイベントは無い。DQ恒例のスラム街で、一応ヤンガスの出身地ではあるが彼のことを話す住民は2人だけ、しかもうち片方は語尾を小馬鹿にしている。路上で寝泊まりしている文字通りのホームレス、昼間から酒代を貸せとせがむ男、ベッドが闇市経由で盗難される簡易宿泊所、割れた酒瓶が散乱している酒場が2箇所もある、まさにドヤ街。フラグが足りないのか、誰も居ない部屋がかなり多い。ゲルダアジトもやはり殆ど入れず、剣士像の洞窟はまだ少し敵が強い。
とりあえず、アスカンタ城を通過した分パルミドで装備を調える。開始以来使用してきたロト剣とメタスラトレイはここでお役御免、それと引き替えに各メンバーとも攻守が大きくアップ。ゼシカの服は販売されている「踊り子の服」と普段着との差が20まで広がり、いよいよ普段着縛りも厳しくなってきた。ほぼ下着の踊り子の服が何故これだけ守備力を持っているのかは謎。