DQ8・その6

アスカンタ城。服喪中ということで人物全員の服が黒いのだが、ただ黒いのではなくベースの服装の色に合わせて濃淡が換えられているので、意外と違和感が無くこれはこれであり。無論クリアしてしまうと全員元の色に戻るので、今のうちに写真でも撮っておく。城内で拾える、死を意味する「42ゴールド」は意図的なものだろうか。
城をクリアするには、以前行った願いの丘に向かう必要がある。途中の川岸でまたメタスラ狩り、運良くすばやさの種も落とした。丘では上るにつれて勝手に夜になり、窓枠の影から作られた扉を開いてイシュマウリ登場。彼がいる部屋の前の足場は、よく見ると新月から満月を経てまた新月に戻る月が描かれている。彼を連れて出ると自動的に城にワープ、昔の回想を見せて王が気力を取り戻して喪が明け、ここで今作で初めて城のBGMが流れる。クリア後、DQでは珍しくカットされていない宴のシーンになり、会話後はそのまま行動出来るので、撮影モードで他のメンバーとのツーショットに設定すれば、ドッペルゲンガーと写真撮影が出来る。
城から出て初めてヤンガスパルミドへ行こうと言う。無論既に先回りしていたのでもうあまりすることはなく、馬が盗難されるイベントと情報屋から進路について聞き出すだけ。馬はゲルダの元に流れるが、当然返してはくれず剣士像の洞窟をクリアする必要がある。



剣士像の洞窟は、毎作1箇所は登場する仕掛けだらけのダンジョン。絵に描いただけの扉や壁に取り付けただけの扉、ゼルダばりに石像を動かしてスイッチを踏ませる箇所もある。偽の扉に押されて穴に落ちる箇所では、メンバーの仕草見たさに全員で試してみた。全員それぞれちゃんとそれらしい個性が出た落ち方をしているのが細かい。敵では金持ちモンスター「おどる宝石」が出てくるので優先的に戦って金稼ぎ、あまり強くないしヘラヘラしているだけの時も多いのでありがたい。出現率は低いが人食い箱もザコで出現するようになり、こいつもおどる宝石とほぼ同額のゴールドを持っているが、痛恨のリスクを考えるとおどる宝石の方が遙かに安全。
最深部からジャンプ一番、正面入口から見えていた最終フロアにたどり着く。剣士像にここが最後の試練と書かれていると同時にステータスが全快したり、周りに返り討ちに遭った屍が転がっていたりして恐怖を植え付けてくる。BGMもボス部屋用で雰囲気もばっちり。いざ豪華な宝箱を開けると、宝箱そのものが襲ってきた。メダパニを使ってくるがこれは寧ろラッキーな方で、恐ろしいのは80ダメージ以上も受ける痛恨。素早さもあるので、特に後衛の2人は痛恨即回復をしないとすぐやられる。これを片付けると「ビーナスの涙」が、更にこれと引き替えに馬が返還され、同時に情報屋が帰還、彼と会話することでフラグが成立しポルトリンク西の崖崩れが復旧、この先に進むことになる。



写真クエストの新規追加モンスターがまた対象になったので戦ってみた。先ずミイラ男を30人倒すと、教会がある橋のすぐ北、崖沿いに包帯の代わりにリボンを巻いた、その名も「リボン男」が出現。ピンク色なので極めて目立つが、最早男なのか女なのかさっぱり分からない。尚、ミイラ男はアスカンタ国領では夜にしか出てこない。
次に、ミニデーモンを30体倒すと、アスカンタ城南東の海岸の南端、崖の上の草原部分に、モリーそっくりのカラーリングの「モリーデビル」が出現。フォークの部分がスライムタワーになっていたりと芸が細かいが、戦うとこの段階にしてイオナズンをぶっ放し、何とか生き残ってもザラキで確実に仕留めにかかる。どちらも最大MP0のベビーサタンも使うが、彼のようなジョークではなくガチで唱えるので非常に危険。低レベルで珍しい物見たさで突撃するとすぐ全滅するので、写真を撮ったらさっさと逃げた方がいい。