ORAS・その5

ヨーロッパでORASが発売された。XYの時は全世界同時発売を謳っていたが、これが見事に仇となり日本国外のフラゲされたことにより発売前から大量のネタバレ情報が流出した過去がある。日本本国とずらしたのはその反省だろうか。
その頃日本では、ヌマクローコラ画像が大流行していた。確かに自分も使っていてあの覇気が無い顔つきとまるで魂が抜けきったような虚ろな目が気になっていた。全く表情が無いのがどうやらウケた模様。



キンセツ上層部を歩いていたら突然前方からオッサン登場、いきなり「きんのたま」を渡される。おなじみ・きんのたまおじさんは今回は出現ポイントを踏むと強制的に現れるという随分目立つ登場の仕方。去り際も、二度も立ち止まってあの名台詞をきっちり残していく。ちなみにオリジナル版にはまだおじさんイベントは用意されていなかった。同じ上層部にはXYでの遅さにイライラしたサイホーン…の形をしたバッテリーカーもある。
おじさんを見届けたあとはジムに挑戦。ここは電気のジムなのでヌマクローの地面技に任せたいところだが、地面技が効かない「ふゆう」特性持ちのコイルがいるので、1体目でコイルが出た場合そこは地面技以外でゴリ押し。さすがに野生ではなく人の手持ちだがらか、電気技は最初から効かないため一切使ってこないなど賢い一面も見られた。リーダーはレアコイル持ちだったが、ここは2体目だったためワカシャモに交代して余裕に撃破。



ジムクリア後、内容が新しくなったカラクリ屋敷に行くついでにサイクリングロードを視察。何も無い訳もなく当然ながらトレーナー(トライアスリート:自転車)が仕掛けられているが、何故か手持ちはジムに引き続き電気ばかり。ちなみに、プラスルマイナンはよく使われるコイルやラクライに比べて何故か経験値が倍以上も多い。進化しない代わりだろうか。
ラクリ屋敷はさくっとクリアし、キンセツから北上する前に残っていたトレーナーを片付けるついでにシダケタウンのトンネルも開通させる。117番道路方面には手持ちの多さで知られるブリーダーが2人配置、両方ともしっかり6体持ちで挑んでくる。うち片方はこれもきんのたまおじさん同様常連になりつつあるブリーダーのイクエ。
自転車があるので、ついでにムロに戻り自転車がないと入れない石の洞窟の深部へ。本来はフラッシュが必要になるが、そこまで暗くないので全く不要。奥には落ちているアイテムの他、後々育成でかなり使うことになる「かわらずのいし」があるので行って損は無い。



やることを済ませたらいよいよ北上。この先は砂漠があるもののゴーグルがまだ無いので通行不可、炎の抜け道へ迂回しなければならない。その手前でライバルが出現、「かいりき」の秘伝マシンをくれる。炎の抜け道にも動かせる岩があるものの、例によってバッジがまだ無いので使用不可、現時点では覚えさせても無駄。111番道路〜112番道路〜炎の抜け道〜111番道路〜113番道路〜ハジツゲタウンと行く長い道のり、一応休憩所(ケンコーばあさんの家)があるものの、トレーナーも相当数が配置されており、更に虫ポケ以外の進化形やエリートトレーナーも出始めるようになり、ゲームも中盤に入りつつあるのがよく分かる。エリートは視界も広く、かなり間を空けていても見つかる。それらに紛れて25歳にして自分探し歴12年のギリーがおり、ここでひみつ基地が解禁される。ベッドを置いておけば全快ポイントにもなる。
ハジツゲタウンでは、112番道路で一瞬見かけたアクア団の名前を久しぶりに聞く。隣にあるコンテスト会場では、ポロックキットなるアイテムが貰えた。受付の左下にある機器が何なのか気になっていたが、ポロックを生成出来るきのみブレンダーのことだった。キットをくれる爺さんが昔は4人がかりで作っていたと話すが、これはオリジナル版に於いてブレンダーを使い自分とNPC最大3人、大抵は通信で実際のプレーヤー最大4人で作っていたことを指す。かなり面倒且つ難しかった覚えがある。