数日やってなかったのですっかり出遅れてしまった。予想通り発売から数日で100万本出荷、実売も程なく達成できるだろう。
まずダイアラック。ダンジョンはおろか町から一歩も出ずにクリアできるので楽といえば楽だが、最初から最後までとにかく暗いのでやってて気分がいいものではない。2人を除き町人は全員石化しているので当然店なんてものはなく、大したアイテムもないためさっさとクリアして撤退。ある意味7のストーリー傾向が凝縮されたパートといえる。
現代に復活したダイアラック跡は移民の町…なのはPS版と同じだが、システムが大幅に変更されて、やって来るのは各町に1人いる元モンスターの人間に限定され、DS版4と同じように移民はオフラインの場合全員固定となった。PS版のようにお目当ての職種が出るまで何度も宿屋に出入りして…という面倒なことをやる必要は無くなったが、何かしっくりこない。その移民から初のすれちがい石版を渡され、スライムばかりの森に行ってみたはいいが、本当にスライムしか出ない。このスライムはただのスライムではなく、通常よりも心を落としやすく、レベルが10代以下であれば熟練度が上がるようになっている。一応ボスとしてでっかいスライムもいるが、9での経験もありかなり警戒していた。9で一番最初に渡された宝の地図も、これと同じく雑魚敵は全く大したことはなかったが、ボスは当時のレベルでは全く歯が立たないほど異常に強くあっさり倒された。これを踏まえ相当覚悟して臨んだが、確かに一撃は重いもののHPが低くすんなり倒せた。これ以外の、すれちがいやモンスターパーク云々は意味がよく分からないので省略。
次はオルフィー、相変わらず動物だらけだが、この動物のモデリングもかなり細かくなっており、従来のシリーズを知っている身からすると感動モノ。しかし話す内容は相変わらずでろくに話が聞けない状態なので、とっととクリアしてしまう。ここでガボが仲間になるが、今回は例え室内でも戦闘中でもお構いなしに常時狼に跨がっており、8のキラーパンサーを彷彿とさせる。これによりキバなどはこの狼が咥えて使うスタイルに変更された。加入して早々びっくりするくらい成長が遅く、まさかバグかと思ったが、どうやらこれで正常のようだ。
この次はフォロッド地方、といえばからくり兵…かつてこいつが落とす強力武器・鉄の斧を狙ってかなり粘ったものである。時々主人公とキーファの2本分を落とすまで戦い続けたこともあったが、からくり兵は他の敵よりも大幅に経験値が多く、故に倒し続けてレベルも上がり続けると後々熟練度が上がらなくなるため、今回は装備が整えるくらいの金が稼げた時点で見切ることにした。シンボルエンカウントにより戦う相手をある程度選ることが出来るため、延々からくり兵とだけ戦い続けたが、結局手に入ったのはスライムベスのやくそうだけだった。
フォロッド城内に入ると、いきなり志願兵が剣を交えて戦っている。これもPS版では単にぶつかっているだけだったのに、随分リアルになったもの。一方で個人的に7最大の名台詞である「飲んだら出る!食ったら出す!」のあらくれは健在。ここで傭兵になるにはフォロッド兵と戦わなければならないが、戦闘前は普通の兵士なのにいざ開戦すると全身甲冑のデビルアーマーが現れるのもお約束。からくり掃除機なるメカがうろつくのも同じで、PS版の発売当時は実際には存在していなかった。今となっては掃除ロボは既にルンバなどで実用化されている。