路線・観光通して、現行モデルのLKG-代のバスに初めて乗車。乗ったのは神戸市バスのエルガで、数日前に入ったばかりというバリバリの新車。今や都市部では腐るほど増殖したPJ-LV234も確か初めて乗ったのは神戸市バスだった。
現行モデルから大型車はトラック・バス問わず10穴ナットホイールが義務化されているが、中でもいすゞ/日野はシルバーのホイールに加え黒いハブが標準色になったため見分けやすくなった。エルガノンステップは現行モデルよりノンステップ部分の運転席側窓が固定になっているのが標準だが、神戸市バスでは従来通り開閉できる逆T型を装備。リアビューも、今回から標準装備になったABSのステッカーと、「ISUZU ERGA」のロゴが単にERGAだけになった(標準仕様でISUZUの部分だけ真ん中に移ったため)ので、真後ろからでも見分けが付く。この車両はATで、従来AT車は重量の関係で型式がMT車と異なっていたが、今回からはAT・MTとも同一型式になった。同時にATは5速から6速に強化されたので、高速区間もあれば坂道も多い神戸でより使いやすくなった。
車内は運転席こそ例によって変更されており、メータークラスターもハンドルもなんだかダサくなったが、それ以外はあまり従来と変わりがなく、座席レイアウトも都市型のまま。ただ当然ながら新車の臭いが充満しているので嫌いな人にはたまらない。今回の新車は第1期で、2期目はエアロスターノンステップの導入が決定しており現在製造中。