銘板


いすゞの銘板(プレート)。バスに限ると、いすゞ独自の銘板は数十年前からこのスタイルで、とっくに使われなくなった旧マークが延々残っていた。ジェイバス成立以降は西工製車体を架装した車両にのみ付けられ、その後西工の消滅と共に使われなくなった。
上から型式・製造番号が濃いめに刻印されている。製造順に付けられる製造番号は当然ながら同じ車種でも型式が異なると変わってくる。尚、1桁目は車種等によって異なり、キュービックでは3になっていた。製造番号の下はエンジン型式だが、刻印されている車両は殆ど存在しない。説明書きの無い長い空欄は、昭和の頃までは製造年月が和暦で刻印されていたが、のちに空欄になる。一番下の保安基準適合は当然OKで固定。
でかいISUZUロゴのプレートは、旧ロゴの頃以来、いすゞ純正のバスなら車体にロゴが無くてもこちらは大概付いており、エルガになった現在でも付いている伝統装備。
ちなみに銘板の説明書きの英語の下にあるのはスペイン語。何故スペイン語が入っているのかは全く不明。MADE IN JAPANが固定表記なので、トラックなど別の車種をスペイン語圏に輸出でもしていたのか。