近江鉄道のポンチョ。近江標準のライオンズカラーの白地ではなく緑の地色は、前身のマルチライダーから引き継いだもの。当時は小型ノンステップバスの国産車がなかったための外車という選択だったが、壊れやすいことで有名だったマルチライダー故に数年で廃車になり、その間に登場していた国産車のポンチョで代替。実際、ポンチョの導入は'08~'09年で、既にマルチライダーの倍ほどは使われている。
石山駅や瀬田駅の小型バス使用路線で使われていたが、路線が整理された結果、現在は草津市のコミュニティバス・まめバス用に落ち着いた。子会社の湖国バスはポンチョが主力車両だが、近江鉄道のポンチョは殆どが独自カラーの各コミュニティバス専用車であり、一般路線用はこの一群だけ。