撮影写真より


京成バスの矢切の渡し仕様車。松戸矢切と葛飾柴又の間、江戸川にかかる区間を江戸時代から運航し続けている。元々は純粋な移動手段だったが、現在は日中しか運航しないこともあり(特に冬場は土日のみ)、完全に観光用にシフト。都内に残る最後の渡し舟。

この路線(松31)、行先は「矢切の渡し”入口”」であり、船着き場よりもかなり手前で終点になる。関東に多い〇〇入口というバス停は、当該地に通じる道の最寄りという意味であり、必ずしも当該地のすぐ近くというわけではない。矢切の渡し入口の場合、船着き場へは歩いて15分もかかり、しかも歩道もない狭い道。不便だからか、土日のうち船が営業している日中に限り、船着き場のすぐ近くにある「矢切の渡し」バス停まで行くようになった。