SV・その46

HOME解禁を機に、これまで殆どしなかったサブロム導入として、中古のスカーレットを買う。目的は、コライドンの確保による図鑑完成もそうだが、ストーリーの復習、更に消すに消せない図鑑埋め要員の保管先。大量に流通している割に、市場価格は3500~4000円前後と、思ったより値崩れしてない(ちなみに同じ定価のBDSPは1000円前後)。
SVはオープンワールド化に伴い、手順を知っている2回目以降なら、野生やトレーナーを完全無視してクリアすることが可能。まともなダンジョンもラスダンのエリアゼロしかなく、攻略に必要な重要アイテム的な道具もほぼ無い、強いて言えばハイダイの財布くらいか。町はそもそも殆どの建物に入れないため、ジム以外はスルーで可。このスピードクリアもサブロム導入の決め手になった。
なので、手持ちをHOME経由でメインに転送し、腐るほど余っている経験アメでレベル100にしてから戻すと、強くてニューゲーム状態でさっさとクリア出来る。HOME解禁までは転送にSwitchが2台必要だったし、そもそもSVの初期のバージョンではこの方法にもバグがあり、レベル100にして戻したところで普通に命令を無視した。手持ちの数は、スター団のレッツゴーで最低3体、更にHOME転送時の留守番要員としてもう1体必要なので、御三家以外の3体は必ずどこかで捕まえる必要がある。



実際やってみると、野生と全く戦わない結果、スカーレットとバイオレットの違いが殆ど感じられない。パラドックスは当然古代になっており、一部の台詞も古代対応になっているがその程度で、博士の台詞すら古代/未来の部分以外は共通であり、オーリム/フトゥー共々全く同じ台詞を話すのはかなり残念。ただストーリーの復習としては有効で、例えばコライドンとモトトカゲの関係性については、既に序盤の初登場時にネモからモトトカゲに似ているという発言があり、終盤に博士から明確にモトトカゲの古代の姿と言われた。
シナリオに関してはあまり感情移入してしまうとまた泣くので、じっくり見るのは程々に。アニメの方にもSVキャラが徐々に出始めたのを見ると、ゲームの方でCVを採用しなかったのは本当に惜しいことをしたと思う。


無駄を大幅に省いた結果、たった8時間で全てクリア。メインのバイオレットは、多くの寄り道をした結果69時間もかけたのに比べるとあまりに無慈悲。クリア後シナリオは不要なので、あとはエリアゼロ最深部にいる2体目のコライドンにマスターボールを投げて終了。今後スカーレットを活用するかどうかは未定。





いわゆる「取り返しのつかない要素」はキャラ関連に多い。エリアゼロ攻略中のみ連れ歩ける「友達(ダチ)」は当然ながら、例えば校長のポートレートは、御三家選択時とアカデミー前での戦闘後、この2回しか撮れない。この2回以外はイベントか校長室での登場となるためカメラ使用不可。