地図より


亀山駅近くの「西日本ジェイアールバス株式会社管理用地」なる看板がある土地。現在は太陽光発電パネルが置かれているが、大元は亀山派出所があった場所。水口営業所の管轄下に置かれ、草津~亀山の亀草線の亀山側の拠点で、三重県内で完結する亀山~伊勢坂下の区間便を担当。現在の甲賀市内の区間と一体的に運行していたため、旅客会社はJR東海である亀山駅でありながら、バスは民営化以降西日本JRバスの管轄で、配属車両は西Jでは唯一三重ナンバーが付いた。
'97年に三重県内の区間が廃止になると路線バスの配置は無くなり、しばらく貸切車のみが配置されていたが、それも'01年に廃止され、西日本JRバス三重県内から完全に撤退。しかし派出所跡地の土地は売り払われず、現在も西J所有のまま残る。
但し、看板には”用地の賃貸借又は売買についてのお問い合わせ”と明記されているため、JRバス的には誰かに貸してもいいし、その気になれば別に売っても問題はない模様。