撮影写真より


今度の3月からの全区間均一化+JRバスと一日券の共通化が発表された京都市バス8系統。これまでは京都バスと協議し、一日券の共通化と嵐山・岩倉の均一区間化が実施されたが、今度はJRバスと共通化される。均一化により8・特8の2系統が青い系統番号になり、四条通りより北側は全て均一化。運賃調整区間は桂・洛西ニュータウン伏見区の一部に残るのみ。管轄する梅津営業所からも多区間路線が消滅して全路線均一化となり、わざわざ事実上専用車となる整理券車を使って運用を分ける必要も無くなる。
同時に8系統は終点が高雄から栂ノ尾に延伸。高雄では写真に写る駐車場の一部を使って、狭い上に車が多い国道上で無理矢理Uターンしていたが、栂ノ尾にはJRバスの操車場がある。高雄より北の延伸は、地下鉄烏丸線開業で廃止になった小野郷行き48系統以来、40年ぶり。既に京都市になって久しい京北への乗り入れも問題はないが、まだそこまでではないか。
JRバスは区間外の京北方面の運賃調整も予定。京都バスは均一区間が増えたものの、区間外の運賃計算は旧来の境界停留所から始まっているため、大原方面行きだと区間外に出た途端にいきなり跳ね上がる。これを是正するためだろうが、ただでさえ均一化で500円を超えていた高雄~市街地の運賃が半額以下まで下がるため、運賃収入が大きく減る予感。