撮影写真より


三次駅での芸備線代行バス。豪雨で1年ほど不通の区間があったので、その間はずっと代行バスを走らせていた。LEDの行先表示も芸備線鉄道代行/下深川行きとオリジナル。期間限定だがそこまで短期間でもない、という運用でも対応できるのはLEDならでは。
主にJR西日本直系の子会社たる中国JRバスが担当。三次からは03年の雲芸線廃止を最後に撤退していたので、1年ちょっとではあったが久しぶりに三次でJRバスを見ることができた。といってもあくまでJR線の代行なので乗車券類も芸備線に準じ、駅で切符を買って乗る。通常のJRバスで使えるPASPYなどのICカードは使えず、一方で本来JRバスでは使えない18きっぷでも乗れる。
中国以外でも全国のJRバスには、代行輸送に即座に対応するため、方向幕時代から鉄道代行のコマが入っている。親会社の代行以外でも、全国のJRバスが集結した台風での両毛線のように、時として全く異なるエリアでの代行に従事することもある。