神戸交通振興から神姫バスに移管された山手線。神姫バスといっても、神姫バス要素は僅かなロゴ類だけで、中身は神戸交通振興時代のまま、もとい神戸市バスそのもの。
車両は振興時代にシティーループ風のカラーに塗り替えられたが、元は神戸市バスの車両。アナウンス音声も一部は神姫バス呼びになった以外は、昔の神戸市バスの声。使用出来る乗車券類は神戸市バスに準拠し、市バス地下鉄共通のカード・一日券が普通に使え、ICカードの乗り継ぎ割引も市バスとの乗り継ぎが対象。一方で神姫バスのICカード・NicoPaは一切使えず、唯一全線定期を提示で使えるのみ。
三宮~神戸駅間のほぼ全線が地下鉄と並走するため、都心部の路線の割に便数は決して多くなく、夕方でもう終了。それでも若干の需要はあり、廃止されるわけでもなく細々と運行され続けている。